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2026-06-04 17:59:00
以前、ある社長さんから創業当時のお話を聞かせていただいたことがあります。お店を始めたばかりの頃は、お客様も少なく、決して順調なスタートではなかったそうです。しかし不思議なことに、売上がゼロになることはありません、そこで社長はお客様に尋ねたそう、「なぜ数あるお店の中で、うちを選んでくださるのですか?」すると返ってきた答えは意外なものでした。
「ここは売り切れがなく、いつ来ても商品があるから安心して買えるんだよ。」社長は「美味しいから」という答えを想像していたそうですが、お客様が求めていたのは味だけではなく、「いつでも買える安心感」だったそうなのです。
その気づきから、商品の美味しさは当たり前として、「いつ来ても美味しい商品がある状態」を維持する仕組みづくりに取り組み、やがて繁盛店、企業化へと成長されたそうです。この話がとても印象的で今だに覚えております。
実は数年前、私たちが焼きそばのキッチンカーを始めたときの状況と、どこか重なって見えたからでしょうか?!
>市販の軽バンの改装だけで派手な装飾もなし
>提供する商品は「焼きそば」だけ
周りは「買う人いるのかなぁ〜?」と心配し、誰一人として「うまくいくよ」とは言ってくれませんでした(笑)
しかし私は、その言葉を聞きながら別のことを考えていました
もし本当に売れないのなら、お客様は一人も来ないはず
..なら逆に、もしひとりでも来てくださるお客様がいるとしたら、その方は何を求めているのだろう?ネガティブからポジティブに発想を転換し、お客様の行動を観察し続けてみようと..
見えてきたのは、「焼きそばを買う理由」が一つではないということです


・朝食として利用する人
・お土産として買う人
・小腹を満たしたい人
・差し入れとして使う人
・仕事帰りに買う人
・お酒のつまみとして利用する人
お客様は焼きそばを買っているようでいて、実はそれぞれ違う目的を持っていたのです。そこで私たちは、「焼きそばを売る」から、同時に「焼きそばの使われ方を提案する」への考えも大切にして来たのです
「朝焼きそば」
「お土産焼きそば」
「おやつ焼きそば」
「差し入れ焼きそば」
「残業焼きそば」
「酒のつまみ焼きそば」
こうした言葉は、机の上で考えて出て来たものではありません。お客様の行動を観察し、一人も来ないはずだったなのに「今日は来てるんだ!嬉しいよ!!」と出動を歓迎されている理由を探し続けた結果、生まれてきた成果だったのです
振り返ると、あの社長さんが見つけた「安心して買える価値」と、私たちが見つけた「焼きそばの使われ方」は、根っこの部分で同じなのかもしれないと今思うのです
ビジネスは商品を売ることから始まるだけでなく、「お客様の目的を理解する」ことから始まることもある💫
私たちの上州太田焼きそば事業も、おかげさまで多くのお客様に支えられながら歩んでくることができました。この夏、私たちは「上州太田焼きそば事業 第二章(次なる展開??)」についてマクドナルドで作戦会議をしました
焼きそばを売るだけではなく、お客様の行動や地域の魅力をもう一度見つめ直し、それを形にしていく挑戦を続けていきたいと思っています

