真田巡り 上田紬押絵・真田ギャラリー(繭の家) 真田幸村ら真田家をめぐる人々

真田三代風雲録.jpgおもしろ考察6.jpgおもしろ考察7.jpg第二次上田合戦.jpg二つの戦術.jpg

真田一族を上田紬押し絵で紹介と解説

 

真田幸隆(幸綱)

武田信玄さえも落とせなかった砥石城を幸隆が奮った事で、信玄は幸隆の智謀を「我が両眼の如し」と褒めたたえている。

 

真田信綱(幸隆の長男)

正式に真田家の家督を継いだ真田家二代目信綱の軍事力は信州先方隊では筆頭であった。

 

真田昌輝(幸隆の二男)

信玄に器量を見出されて、戦いで話躍した猛将

 

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 昌幸所用の甲冑(当世具足)

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表裏比興の者 豊臣秀吉から称された異名

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甲陽流組織メンバー 戸隠流忍術→甲州流→甲陽流

 

真田昌幸(幸隆の三男 信之・村松殿・幸村の父)

武田四天王と昌幸は甲陽流忍術を考案。上田紬押し絵 信玄の下で活躍した若き日の昌幸の武者絵。家紋は実物は巴紋だが、敢えて真田家の替紋の洲浜紋を使用した。

 

真田信尹(幸隆の四男)

真田信尹(信昌)の像は絵本真田三代記より。徳川家の家臣家康の命で幸村を徳川方に誘導させる使者として大阪城に出向いた。

 

第二次上田合戦 昌幸・幸村(上田氏博物館蔵)

二人が身にまとっている鎧は真田幸村公ゆかりの上田紬(当店開発商品)文化勲章受章者・星野五郎氏(故人)が織ったもの。

 

真田信之(昌幸の長男 信幸から信之に改名)

徳川家康に忠誠を誓うという意義もあって信幸から信之に改名。関ヶ原合戦後、上田城は徹底的に破壊された。再成のため、上田城下町の整備に力を入れた。

 

小松姫(信之の正室 本多忠勝の娘 徳川家康の養女)

小松姫の墓所、上田市芳泉寺(元常福寺)、千曲川左岸別所三楽寺(安楽寺・常楽寺・長楽寺)千曲川右岸三福寺(常福寺・大福寺・貞福寺)常福寺がありました。この六寺を福楽往還(ふくらくおうげん)を願う寺として人々に崇拝されました。小松姫の墓所がここにある小松姫の逝去は信之にとって「我が家のともしびが消えたり」と言って悲しんだという。

 

真田幸村(昌幸の二男 赤備え・流星の陣

赤備えは武勇に優れた武将の精鋭部隊夏の陣での幸村の赤備え家康を意識したこの戦いのみの着用だったようだ。(嶋津義忠著「幸村」PHP文芸文庫六章流星の陣より抜粋)昌幸の命名になる流星の陣形とは魚鱗の陣形よりもっと細かく鋭い隊形を意味する迅速な移動と槍を突き出すごとく敵陣深く突入できる機能を有している。野戦において大軍を相手にしたとき、これを突き破って敵本陣に迫り、敵の大将首を挙げることを目的にして必殺の陣形だ。真田幸村に関しては、32小冊子店主考察独断的考察幸村を読んで頂ければ幸いです。

 

竹林院(幸村の正室 大谷刑部の娘)

関ケ原合戦後、幸村は昌幸と共に九度山に配流になるが、竹林院もそれに従った九度山での生活が厳しかったらしく、彼女自ら上田地方の紬技術を応用した真田紐(真田紐関係の詳細は小冊子14茶道に詳しく解説)を考案し、家臣たちに行商させて生計を支えていた。真田幸村が大阪城入城の際、竹林院は息子大助に「生きて長らえて逢いたいのは山々なれど、かまえてその様には思わず父幸村と生死を共にせよ」と言って送り出している。

 

真田幸昌(大助)幸村長野殉死の後日談

「大将たる者の佩楯(ひざ鎧)は取らぬものと聞く」「我も真田左衛門の子なり」と佩楯を着けたまま自害したという。

 

片倉守信(幸村の二男)

伊達家の名将・片倉重綱に子供を託した幸村。なぜ幸村はまさに交戦中の片倉重綱に子供を託したのか、子孫仙台真田家当主幸村14世真田徹氏談は小冊子25幸村妻子たち

 

御田姫 真田幸村五女(お田の方)

母は豊臣秀次の娘(隆清院)九度山で生まれた。幸村は隆清院と11歳になるお田を伴い大阪城に入る。詳しくは小冊子25幸村妻子たち

 

村上義清 上田市隣町坂城城主

武田信玄が二度も苦戦をしいられ唯一負け戦あって相手、上田原合戦砥石城攻め(幸隆が奪った城)村上義清に関しては小冊子29信州の鎌倉真田で紹介しています。

 

 

真田十勇士 番外 

海野六郎

幼少期から幸村に仕える参謀格 信州の豪族・滋野一族から分かれた海野・望月・禰津の滋野三家。海野家は真田氏の始祖になる。

 

霧隠才蔵(伊賀忍者) 

霧隠才蔵は小県の北にそびえる上田市太郎山のふもとで修業して術を身につけた。太郎山の逆さ霧にならって自分の名前を名乗ったという。得意の水道の術は、真田の里を流れる神川の千古の淵で覚えたと伝えられる。

※真田十勇士関係は二階真田ギャラリーで展示しおります。

また、小冊子(千円以上お買い上げのお客様)28.小冊子真田十勇士編で紹介しております。

※武将の写真は写真コーナーにあります。