県連からのお知らせ
持続化補助金の申請を検討されている方へ
対象:小規模事業者等/初めて申請を検討される方向け
持続化補助金は、要件を満たした事業者が申請し、審査により採択された後、計画に基づく事業実施と実績報告を経て精算される補助制度です。必要要件を満たしても自動給付ではありません(助成金とは性質が異なります)。まずは誤解を防ぐため、以下の10分解説動画をご視聴ください。
URL:持続化補助金説明動画 👈こちらをクリック
本動画は第17回公募要領をもとに「補助金と助成金の違い」「活用時の注意点」をわかりやすく整理しています。基本的な考え方は第18回にも概ね共通しますが、詳細は最新の公募要領をご確認ください。
本動画でわかること
①補助金の基本的な仕組み(申請〜審査〜採択〜実施〜実績報告〜精算の流れ)②助成金との主な違いと、誤解が生じやすいポイント③活用時にまず押さえる注意点(計画性・証憑管理 等)
本動画では扱いません
①申請書の具体的な記入方法②電子申請システムの操作方法③GビズIDの取得手続き
※制度の適用可否・要件・提出物等は最新の公募要領が最優先です。必ず最新の公募要領をご確認ください。
万一、ブラウザの関係等でこちらから視聴できない場合はお手数ですが山梨県商工会連合会ホームページの左側バナーの「持続化補助金」よりご視聴頂けます。
『令和7年度 経営指導員採用2次試験 合格者発表』
令和7年9月28日(日)に実施した経営指導員採用2次試験の合格者を別添のとおり発表します
R07_経営指導員採用2次試験_合格者受験番号.pdf (0.03MB)
「専門家に訊(き)く」 デジタル化:SNSのビジネス活用
近年、小規模事業者にとってSNSは「お客様との接点を広げ、信頼関係を築くための重要なツール」となっています。
商工会では、こうした事業環境の変化に対応する支援の一環として、専門家へのインタビュー企画を始めました。
第1回のテーマは「SNSのビジネス活用」。山梨県専門インフルエンサーMomokaさんをお招きし、小規模事業者が実際に成果を上げるための工夫を伺いました。

(写真:山梨専門インフルエンサー Momokaさん)
Instagram→https://www.instagram.com/yamamomo0211/
1. SNS活用の重要性と背景
職員
本日は「SNSのビジネス活用」をテーマにお話を伺います。まず、小規模事業者にとってSNSはなぜ重要なのでしょうか。
Momoka
一番の理由は「低コストで自発的に情報発信できる」ことです。
例えば広報といえばテレビCMや新聞広告掲載がまず浮かぶと思います。
広く多くの方に届けるとなると有意義な方法の一つですが、相当の金額が必要になります。
小規模事業者にとっては高額で簡単には手を出せない金額です。
職員
確かにそれでは広告を出すハードルが高いですね。
Momoka
でもSNSなら基本的には無料で始められます。
もちろん有料広告を出せば月1〜2万円でも狙った層にリーチできますが、まずは無料でできる範囲から始められるのが大きな強みです。
自分の手で情報を発信し、直接消費者に届けられる点が何より魅力ですね。
2. プラットフォームの選び方
職員
数あるSNSの中で、特にビジネス活用におすすめなのはどれでしょうか。
Momoka
おすすめはInstagramです。
日本国内の利用者数は約3,300万人で、特に20〜40代の利用率が高いのが特徴です。
飲食や観光、物販などBtoCの業種に相性が良いですね。
職員
なるほど。ではX(旧Twitter)やTikTokはどうでしょう。
Momoka
Xは約4,500万人の利用者がいて、速報性や拡散力に優れています。
文字での情報発信に強いので、業界ニュースや知識提供をしたい事業者には向いています。
TikTokは日本で約2,000万人のユーザーがいるとされ、10〜20代が中心ですが、今は30〜40代にも広がってきています。
ただ、動画編集の手間がかかるので、余力のある事業者でなければ続けるのが難しいかもしれません。
3. アカウント運用の基本
職員
アカウントを立ち上げる際に注意すべきことは何でしょうか。
Momoka
まず「目的を明確にすること」です。
売上拡大なのか、採用活動なのか、あるいはブランディングなのか。目的によって発信の仕方は変わります。
職員
なるほど。管理体制についてはいかがですか。
Momoka
人数は多くても2〜3人に絞った方が良いです。
5人以上で管理すると「誰が返事したのか分からない」「誤解を招いた」といったトラブルが出やすいですね。
職員
効果が出るまでの期間はどのくらいを見ておくべきでしょうか。
Momoka
最低でも半年は続けてください。
例えば週2回投稿すれば半年で約50本、一年で100本の投稿になります。
そのくらいの蓄積がないと効果の検証が難しいんです。
4. 効果測定の考え方
職員
SNSを始めた場合、効果はどのように測ればよいのでしょうか。
Momoka
多くの人がフォロワー数を気にしますが、それだけを追うのは危険です。
今はフォローしてもらうハードルが高く、なかなか数が増えません。
職員
では、何を見ればいいのでしょう。
Momoka
「閲覧数(インサイト情報)」を指標にしてください。
例えばフォロワーが100人しかいなくても、投稿の閲覧数が500回あれば、5倍の人にリーチできているということです。
私が関わったある店舗では、フォロワー200人程度でも毎回1,000人以上に閲覧され、新規顧客が増えました。
職員
なるほど。閲覧数を見れば「どれだけ届けられているか」が分かるわけですね。
Momoka
そうです。閲覧数が少しずつでも増えていけば、それが一番の成果だと考えてください。
5. 見てもらうための3つのコツ
職員
では、その「見てもらう」ためのコツを3つに絞って教えてください。
Momoka
1つ目は「プロフィールを整えること」です。
例えば「甲府市でイタリアンを提供、地元野菜を使ったパスタが人気」といった具合に、サービス内容と特徴を簡潔に書きます。
長文ではなく箇条書きにするのが効果的です。
職員
確かに最初に目に入る部分。ここで関心を持たれなければ先に進まないですね。
Momoka
そうです。2つ目は「投稿を闇雲に増やさないこと」。
質を重視しましょう。例えば「毎週水曜と土曜に必ず投稿」と決めれば、年間で100回程度。
これだけでも十分効果が見込めます。
職員
なるほど。では3つ目は?
Momoka
「キャプションをしっかり書くこと」です。
写真だけでは伝わらない情報を補うことで信頼感が生まれます。
例えば「このワインは地元産ブドウを使い、1日10本限定で提供しています」といった感じで書けば、
写真でわからない特別感が説明できます。
6. さらに具体的に:文章・画像・動画の工夫
職員
今のお話を踏まえて、さらに具体的に「文章」「画像」「動画」の工夫について教えてください。
Momoka
文章は、最初にキャッチフレーズを置き、補足説明を加える形が良いです。
例えば「夏にぴったり!冷製パスタ始めました」と一言で伝え、その下に「地元産トマトを使った限定メニューです」と補足する。
これだけで読みやすさが変わります。
職員
なるほど。では画像はどうでしょう。
Momoka
写真は縦で撮り、被写体を真ん中に置くのが基本です。
統一感が出て見やすくなります。暗い場所で撮った場合は必ず明るさを調整してください。
Canvaを使えば簡単に編集できます。
職員
動画についてはいかがですか。
Momoka
動画は30秒以内がおすすめです。
例えば飲食店なら「料理が完成する瞬間」や「シェフの手元の動き」を撮るだけで十分です。
1分以上の動画は構成を考える必要があり、労力がかかります。まずは短いリール動画から始めるのが現実的です。
7. 失敗例とリスク
職員
逆に、失敗しやすい例はありますか。
Momoka
一番多いのは「放置されたアカウント」です。
更新が途絶えていると「営業していないのかな」と誤解されます。
使わないなら削除するか「更新停止中」と書きましょう。
職員
他には?
Momoka
個人のプライベート投稿が混ざるケースもあります。
「週末は家族で旅行しました」といった投稿は、常連さんなら微笑ましいかもしれませんが、新規客には関係ありません。
ビジネス用アカウントでは方向性をぶらさないことが重要です。
職員
リスクについてはどうでしょう。
Momoka
SNSは誰でも始められますが、誰でも成果が出るわけではありません。
乗っ取りや炎上のリスクもあります。最低限、二段階認証を設定するなど安全対策をしてください。
8. 成功につなげる工夫と専門家の役割
職員
成功事例にはどのようなものがありますか。
Momoka
ある飲食店では、フォロワー数は500人程度でしたが、投稿閲覧数は毎回3,000件以上ありました。
その結果、週末の新規客数が平均で20%増えたんです。これくらいでも十分に「成功」と言えます。
職員
いわいる「バズる」必要はないんですね。
Momoka
そうです。「バズる」は一時的な話題に過ぎませんし、必ず売上につながるわけではありません。
むしろ「キャパを超える注文が来て混乱した」という事例もあります。
大事なのは、自分の規模に合った発信を続けることです。
職員
最後に、これから始めたい事業者へのアドバイスをお願いします。
Momoka
SNSは無料で始められますが、継続には労力と工夫が必要です。
目的を明確にし、長期的に続ける覚悟を持つこと。
そして迷ったら商工会や専門家に相談してください。事業や地域に合った方法を一緒に考えることが、成功への近道です。
まとめ
· SNSは低コストで自発的に発信できるツール
· Instagramを中心に、目的や業種に応じて媒体を選ぶ
· 運用は「目的・管理者・半年以上の継続」がカギ
· 成果測定はフォロワー数より「閲覧数」を重視
· 見てもらうためには「プロフィール・投稿・文章」を整える
· 文章・画像・動画にそれぞれ工夫がある
· 放置や方向性のブレは失敗のもと、リスク管理も必須
· 成功とは「顧客が途切れない仕組み」をつくること
· 商工会や専門家に相談することで、自分に合った方法を見つけられる
商工会では、各種経営課題に対する相談を常時受け付けています。「経営のことでお困りなら、お近くの商工会へ」ご相談ください。
令和7年度 働き方改革セミナー開催のご案内
~育児・介護休業法を学び、人材確保・定着につなげる~
令和6年5月に改正された「育児・介護休業法」が、今年4月と10月に段階的に施行されます。これにより、企業には柔軟な働き方の選択肢の提供や、仕事と育児・介護の両立支援体制の強化が求められています。
県では、法改正のポイントを正しく理解し、自社の制度づくりや人材定着につなげるためのセミナーを開催しますのでご案内いたします。ぜひご参加ください。(参加無料)
◆日 時
令和7年10月8日(水)14:30~16:30
◆会 場
山梨県立文学館 1階 研修室
◆対 象
企業経営者、人事労務担当者、現場リーダーの方
◆プログラム
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第1部:「YAMANASHIワーキングスタイルアワード」受賞企業の事例発表
① 株式会社アルプス(昭和町/卸売業・小売業・宿泊業・飲食サービス業)
② 株式会社昭栄精機(南アルプス市/製造業) -
第2部:講演
演題「育児・介護休業法改正に関するポイントの正しい理解と人材定着のためにできること」
講師 社会保険労務士小林和美事務所 代表 小林和美 氏
チラシ.pdf (3.2MB)
◆詳細・申込
下記リンクよりご確認ください。
👉 山梨県HP:働き方改革セミナー
◆お問い合わせ
山梨県 働く人・働き方支援課 働き方改革推進担当
TEL:055-223-1561
