日記
2023-08-10 15:58:00
不可逆的なこだわり
生来、こだわりとは余り質の良い言葉ではないと思っていまして。
拘りとは、他の人が「まぁいいが」というのを見逃せない凝り性で頭の硬い印象を持っているからです。
当店のこだわり、というより当店の特長、が正しい日本語のような気がしていまして、妻いわく、そういうところが「何でもこだわる」人間性なのだそう。
蒲鉾でも、かき氷でも、ゆずっちゃいけないところがあります。それを無くしてしまえば、偽物になっちゃうのです。
私のかき氷に対する不可逆的なこだわりは「すり終わって2分以内にお客さんの口に運ばれること!」です。
なので時間のかかるトッピングは絶対にしない、と決めています。
味わって欲しいのは、牛乳氷の、シットリ、フワフワ、サラサラであり、エアリーで器いっぱいのボリューム感です。
余計なトッピングをすれば秒ごとに沈んでいきます。それじゃあ意味がない。
お客さんは提供されたら、「わーー」って喜んで、撮影会が始まります。そしていただきますまで、2分。
本当に最高な紗雪氷を食べたいのであれば、撮影そっちのけですぐ食べる!って、そういうわけにもいかないですもんね。
だから写真映えにはこだわらない!!!
と決めていますが、お客さんのインスタを拝見するたんびに、実物より美味しそうなんでビビります。
美味しそうに撮影してくださって本当にありがとうございます。
#紗雪氷
#鹿児島かき氷
#植山かまぼこ屋
#霧島かき氷
#霧島スイーツ