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2026-03-10 16:00:00

10ヶ月かけて完成した、私たちの「ECHO Pale Ale」のこと

オリジナルビールを作りたい——そう口にしてから、最初の樽が店頭に並ぶまで、ちょうど10ヶ月かかりました。

最初の3ヶ月は、ひたすらレシピの試作。毎週末、ブルワリーさんの一角を借りて、5リットルの小さな仕込みを繰り返します。「もう少し苦味を」「香りが弱い」「いやこれは飲み疲れする」——スタッフ全員で試飲して、ノートに記録して、また次のレシピへ。

後半の7ヶ月は、量産工程の調整と、ラベル・キャップ・ボトルデザインの詰めです。蔵前の活版印刷工房「啓文堂さん」にラベルをお願いし、淡いダスティティールの紙にテラコッタの活字で「ECHO」と刷っていただきました。あの瞬間、この一杯がようやく私たちの店の顔になったと感じました。

一杯のビールには、それを支える人と時間がたくさん詰まっています。グラスを傾ける時、少しだけそんなことを思い出していただけたら嬉しいです。

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2026-02-19 16:00:00

カウンターから見える蔵前 — 開店1年、変わったこと変わらないこと

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BREW & ECHO が蔵前に小さな看板を出してから、ちょうど1年が経ちました。

この1年で変わったのは、お客様の顔ぶれです。最初の数ヶ月は、新しもの好きの近所の方々が様子を見に来てくださる感じでした。それが半年を過ぎた頃から、仕事帰りに静かに本を読みに来る常連さんが増え、最近では週末に少し遠くから旅の途中で立ち寄ってくださる方もちらほら。

 

一方で、変わらないのは、この街の音です。朝、紙問屋のシャッターが上がる音。昼、革工房から漏れてくるミシンの音。夕方、印刷工房の活版機がゆっくり止まる音。私たちの「ECHO(響き)」という名前は、この街の音から借りたものです。

 

2年目も、街のリズムに合わせて、静かに醸し続けます。これからも、蔵前の路地裏で、お会いできますように。

2026-01-10 16:00:00

ブルワリー訪問記:墨田の小さな工房から、ECHO Pale Ale ができるまで

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当店の看板「ECHO Pale Ale」は、東京・墨田の小さなブルワリー「KIRARI BREWING」さんとの協業で生まれた一杯です。

先日、新しいバッチの仕込みに立ち会わせていただきました。朝6時、まだ街が静かなうちに到着すると、すでに大きな仕込み釜が湯気を立てて稼働しています。麦芽の甘い香りが工房中に満ちていて、これだけで一日機嫌が良くなりそう。

今回のロットでは、シトラ・モザイクの配合比を少しだけ調整しました。前回よりも柑橘の鼻に抜ける香りを強めに、後味のモルト感をほんの少し控えめに。「日常的に毎晩飲める一杯」を目指すからこそ、こうした0.1g単位の調整が効いてきます。

仕込みから出荷までおよそ3週間。蔵前の店頭に並ぶのは、5月初旬の予定です。お楽しみに。

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