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2026-03-10 16:00:00
10ヶ月かけて完成した、私たちの「ECHO Pale Ale」のこと
オリジナルビールを作りたい——そう口にしてから、最初の樽が店頭に並ぶまで、ちょうど10ヶ月かかりました。
最初の3ヶ月は、ひたすらレシピの試作。毎週末、ブルワリーさんの一角を借りて、5リットルの小さな仕込みを繰り返します。「もう少し苦味を」「香りが弱い」「いやこれは飲み疲れする」——スタッフ全員で試飲して、ノートに記録して、また次のレシピへ。
後半の7ヶ月は、量産工程の調整と、ラベル・キャップ・ボトルデザインの詰めです。蔵前の活版印刷工房「啓文堂さん」にラベルをお願いし、淡いダスティティールの紙にテラコッタの活字で「ECHO」と刷っていただきました。あの瞬間、この一杯がようやく私たちの店の顔になったと感じました。
一杯のビールには、それを支える人と時間がたくさん詰まっています。グラスを傾ける時、少しだけそんなことを思い出していただけたら嬉しいです。
