インフォメーション
お客様各位
先週は臨時休業させていただき、大変ご迷惑をおかけいたしました。
代替小麦粉による試作の大部分が整ってきましたので、
12月6日(水)から営業を再開させていただきます。
ただ、一部の小麦粉調達が間に合わないため、
営業と同時進行で、試作は引き続き行う予定です。
ただいま手元にある小麦粉は、滋賀県産の『びわほなみ』という品種です。
こちらは主に、麺用に利用されている小麦粉です。
こちらの小麦粉を、これまで使用していた北海道産小麦粉と、国産農薬不使用全粒粉と合わせて、
基本のパン生地を作ります。
12月4日現在の試作品の印象は、パンの伸びも、やわらかさもあり、
見た目には遜色ありません。
ただ、今までのパンに比べると強さを感じます。
特に焼き上げ2日目以降からは、強さが際立つように感じますので、
お召し上がりの際は、温め直しをお願いします。
今回、報告のあった岩手県産の南部地粉は、
メイアンドさつきのパンには欠かせない小麦粉です。
安全が確認された南部地粉の入荷は、順調でも今月の中頃になるそうですが、
それまでの間は、お客様からのお声も頼りに、他の小麦粉で試しながら、
少しでもご満足いただける商品を提供したいと考えておりますので、
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
筒井和恵
令和5年12月4日
【令和5年10月4日から11月25日の間に製造、販売したパンの廃棄のお願いについて(12/1更新) 】
いつもメイアンドさつきをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
さて表題の件につきまして、ご報告申し上げると共に
令和5年10月4日から11月25日の間に製造、販売したパンの廃棄
のご協力をお願いいたします。
●今回の経緯
令和5年11月28日の午後、当店で製造しているパン、焼菓子の原材料の仕入れ先である、
岩手県の小麦粉販売元より、「出荷した小麦粉の検査結果から、
DON(デオキシニバレノール)濃度の基準超過がほぼ確実な状況」、
「同原料を使用した製品の出荷停止と回収」との報告を受けました。
●当店の対応
今回、小麦粉販売元からの報告を受けまして、当店の対応といたしましては、
令和5年10月4日から11月25日の間に製造、販売したパンの廃棄をお願いしております。
すでにお手元にないお客様も多いと思われますが、例えば冷凍保管されているなど、
まだ食べられていない商品がございましたらご協力をお願いいたします。
また、廃棄された商品につきましては、ご返金または再送させていただきます。
下記の情報をご連絡いただくとともに、
その商品のレシート、納品書等をFAX等でご提示ください。
(令和5年12月29日までにお願いいたします)
①商品をお買い上げいただいた月日
②商品の種類と個数
●今後の予定
急な報告を受けたため、11月29日(水)から臨時休業させていただき、
ただいまは今回の対応と、南部地粉の代替品の調達、試作等に努めております。
12月6日(水)からの営業再開を目指しておりますので、今しばらくお待ちいただけると幸いです。
新しい情報は、ホームページ、ブログ、SNSからのお知らせをご覧ください。
●今回の件に関しまして、ご不明、ご不安な点がございましたら、
下記までご連絡くださいます様お願い申し上げます。
※「犬用の天然酵母パン」につきましては、当該小麦粉は使用しておりませんので、
お与えいただいて問題はございません。
天然酵母パンメイアンドさつき
滋賀県湖南市下田2744‐21
℡/fax 0748-75-4521
:参考資料:
●DON と管理について
デオキシニバレノール(以下「DON」という。)は、穀類(特に小麦、大麦及びトウモロ
コシ)の赤かび病の病原菌で産生される「かび毒」であり、急性毒性としては、嘔吐、消化
管、リンパ組織への障害、慢性毒性としては、体重減少などが知られている。
我が国では 1940 年~1950 年代にかけて、赤かび病に感染した穀類が DON を含むカビ
毒に汚染され、これらの穀類の摂食に起因する食中毒事故が複数報告されている。
令和 3 年 7 月 30 日には食品衛生法(昭和 22 年法律第 233 号)第 13 条第 1 項に基づき、
穀類及び豆類の成分規格に、「小麦についてデオキシニバレノールを 1.0mg/kg を超えて含
有するものであってはならない」旨が設定されている。
また、小麦を小麦粉に製粉した場合に、その濃度が 70%程度軽減されるとする試験結果
があるが、全粒粉については製品の性格上該当しないと思われる。
●弊社現在所有の原料、在庫商品の検査結果について
弊社の所有原料については現在検査結果待ちの状態ではあるが、製品の検査結果から、小
麦での基準超過はほぼ確実な状況となった。(速報値)
◆ 全粒粉 11 月 24 日サンプリング DON 濃度 : 6.8 ㎎/㎏
◆ 南部地粉 231114 DON 濃度 : 5.7 ㎎/㎏
◆ (特)南部地粉 231113 DON 濃度 : 1.4 ㎎/㎏
●健康被害などについて
現在、今回の件を含めて弊社小麦粉による健康被害は確認しておりません。また、保健所
にも相談しておりますが、食品(小麦粉または関連製品)における DON 濃度基準値が確認
とれていない状況です。摂食量等による健康被害への目安やデータ等については、今後も調
査をすすめ、改めてご連絡させていただきます。
府金製粉株式会社ホームページ
商品回収のお知らせ 11-28 より引用抜粋
https://fuganeseifun.co.jp/