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2022-03-20 09:19:00

考えさせられました

事務員さんの息子さんS君には、時々はっとさせられることがあります。

保育所やご家族で対応ができない場合に、工場にお母さんと一緒に来てもらって

事務所で遊んでもらいのですが、彼が飽きないようにといろいろと段ボールなど

でいろいろと工作してみたりするのですが、喜んでくれる時もあれば、見向きも

されない時もあります。

見向きもされないときは、どういうものなら喜んでもらえるかなとそのたびに思っ

て、前もって彼の好きなことなどをお母さんから聞いたり、S君の様子を見ていたり

して、これならどうかな?と次の工作を考えます。

 

でも先日、はっとしたことがあります。彼は車や電車が好きでそういうおもちゃで

遊ぶことは大好きです。でも乗り物が好きだという理由で本をプレゼンとしてもあ

まり興味を示さないそうです。大人から見ると「なぜ? せっかく買ったのに…」と

思いますよね。

でも彼の一言を聞くと納得しました。「ミニカーみたいに直接触って遊ぶことは好き

だけど、写真や本はそれができないので面白くない」んだそうです。

勝手に車のおもちゃが好きなら、車の本が好きというのは大人の勝手な思い込みだった

んですよね。

これって、お客さんのためにと勝手にこちらが思い込んでやった仕事で、今一つ評価さ

れなかったことと同じなんだなと改めて思いました。本当にお客さんが望んでいること

が何かを理解しないとダメなんですよね。

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