大将のブログ 冒険小説「らーめんダイバー」

2020-07-17 22:01:00

dive33

 「啊,吃吧。」(まあ、食べなさい)

 そう言われ座ってまた食べる。腹が減っているせいもあるだろうが、本当においしい。辛いけど酸味もあって何とも言えないうまさだ。あっという間に完食してしまった。満腹で至福のこんな時はやっぱりにこにこしてしまう。店主も食べ終わったようでこっちを見てにこにこしている。そして私は思わず言ってしまった。

 「啊,幸福」(あー、幸せ)

 すると店主も

 「是啊,真幸福」(そうだね、本当に幸せだ)

 と言い、二人で笑った。なんだか今がいつだとか、ここがどこかだとかなんてどうでもよく、料理人同士の楽しい時間だった。いや、それも関係ないか。人を元気づけようという思いを込めて作ってくれたものは、本当に人を幸せにしてくれると思う。緊張の糸が解け、顔の筋肉もほぐれ楽しくなってくる。

 はははははは、ははははーーーは

 「呵呵呵呵呵・・-这是商店的名字!」(はははは‥これが店の名前だよ)

 そうか、こういうことか。「呵呵」(アハハ!)ということか。なんていい名前だろう。きっと食べて幸せになって笑ってほしいんだ。うれしいな、こういう人の作ったものを食べられるということは。本当に幸せだ。

 「好名字啊!」(いい名前だね!)

 「是吧。我也这么认为)(そうだろ。俺もそう思うよ)

 「我的名字是守山蓝生。请多关照」(私の名前は守山藍生です。よろしくお願いします)

 「彼此彼此,也请多关照。我是王 芳。真的帮了我吗?」(こちらこそよろしく。私は王 芳(ワンファン)。本当に手伝ってくれるの?)

 「救了我,我想报恩」(助けてくれた恩返しがしたい。)

 「不用在意、那么可以帮我切蔬菜吗?」(気にしなくていいよ、じゃあ、野菜を切ってくれるかい?)

 「好的,知道了。」(はい、わかりました。」

dive34に続く・・・

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