大将のブログ 冒険小説「らーめんダイバー」
dive23
...ホテルで待っている間に朱さんにラインでメッセージを送ってみた。するとすぐに返事が返ってきた。
”アオイ、用事が早く終わったので、よかったら夕食を一緒にどうですか?”
事情を説明してリーユイメン(鯉魚門)に行くことを言うと私も行きたいと言ってきた。俺は大勢のほうが色々食べられてうれしいので断る理由もなく、5時にホテルまで来るように言うと近くにいるからすぐにこっちに来ると言ってきた。5時まであと1時間、ちょっと休もうかと思っていたのに・・・まあ仕方ない。暑い香港の町を歩き回ってべたべたしていたので、シャワーを浴びて服を着替えた。朱さんが下に着いたというので休む暇もなく降りて行った。
「早かったね!あれ、後ろにいる女の人は・・」
「友達の黄紫薇(ウォン・ズーウェイ)、彼女もいっしょにいってもいい?レイユームン(鯉魚門・広東語)行きたかったのよねー」
「いいけど、どんどん増えてきたね。あ、ヲーシー(我是・私は・北京語)・・・」
「あ、日本語で大丈夫ですよ。わたしも日本で働いていたので日本語話せますから。私も行ってもいいんでしょうか?桜綾(オウリン)強引だから・・・」
「ああ、いいと思うけど、聞いてみるよ。俺は人数が多いほうが楽しいからいいけど。あ、そうそう、俺はアオイ。守山葵。朱さん、明日は何時の電車で深圳に行くの?」
「東鉄線で香港の端っこ羅湖(ローウー)まで行って歩いて国境を渡るのよ。朝10時ぐらいでいいんじゃない。それじゃあ早すぎる?」
「そうだね、朝起きられるかが問題だけど。どうせチェックアウト10時だから大丈夫だと思うよ。」
そうこうしているうちに黄さんが迎えに来た。
「待たせたな、アオイ。さあ行こうか。これ俺の嫁さん静麗(ジンリー)」
「こんにちは、初めまして静麗(ジンリー)です。アオイさん今日はいっぱい食べましょうね。」
「あれ、ズーウェイ(紫薇)ここで何してるんだ。」
「えっ!兄さん、兄さんこそ何?あれ、まさかアオイさん誘ったのって兄さんだったの?」
「何々、二人兄弟だったの?なんだよ、びっくりしちゃった。でも、じゃあ一緒に行ってもかまわないよね?こっちは飛行機で一緒だった朱さん、彼女もレイユームンに行きたいっていうんだけど。」
「えっ!朱、なんだオウリンも一緒だったの?彼女は俺が働いていたホテルのスタッフだよ。いいよ、いいよ。なんだよ知り合いばかりだよ。アオイえらいのにひっかかったな。こいつ強引だろ。気をつけろよ。いやなことは断っていいんだぞ。」
「ホンウン、余計なことは言わなくていいの。それよりどこの店に行くの?レイユームンの。」
「林(リン)のところだよ。人数増えるって電話しとかないと。あーーもう腹減ってきた、早く行こうか。さあアオイ車に乗りな。まあ、今日は宴会になっちゃったな。」
「よかった、ズーウェイもオウリンも一緒なんて久しぶりじゃない。アオイに感謝しなくちゃ。さあ、行きましょう。」
ジンリーがそう言って二人を連れて車に乗り込んだ。
dive24に続く・・・・

