応援メッセージ
応援メッセージ
私は佐賀県小城市で在宅医をしています。在宅医療は自宅で老い、病、障がいと向き合う患者さんやご家族のLife (いのち・生活・人生)をサポートする医療です。臨床の現場にいると、生老病死はひとりでは渡れない<いのち>の航海であり、医療・介護の制度のみでは満足できる旅はできないと日々感じます。私たちには人生の苦難を家族やなかま、地域の人々と分かち、支えあい、人生に問いをたて、自分らしく生きることをじっくり考える時間と居場所(コミュニテイ、地域)が必要なのです。
穏Caféあたたかい木は、山鹿市の自然と歴史と地域の人々に支えられ、みんなの<いのち>が響きあい、真に落ち着き、寛容の心が育まれる場となることでしょう。そして、山鹿市の皆さまやこのプロジェクトにかかわる方々の世界を広げる扉になると思うとワクワクしますね。
小城市には、「だいでんケアネットワーク」といって、「いつでも・どこでも・だれでも自分らしさと思いやりが感じられる」町づくりを目指す活動があります。穏Caféあたたかい木代表の宮崎睦美さんには、だいでんケアネットワークやひらまつ病院で、グリーフケアをはじめ、人をケアすることの本質について、相談し、意見交換をさせて頂いています。
宮崎さんはじめ、穏Caféあたたかい木にかかわる皆さまと、これからも<いのち>の学びを深め、夢を語り合うことを楽しみにしています。