日記

2022-01-23 20:00:00

食品添加物のこと

食べるものを、意識しはじめたきっかけは、食後の高血糖に気づいてから。

職場の健診で、空腹時の血糖値や糖尿病の指標となるHbA1cは正常範囲だったのに、尿から糖が出てるよって言われてびっくり。血糖値が160〜180mg/dlを超えると尿糖が陽性になると言われています。たまたま食後に検尿をしたので見つけられたのです。翌日、食後の血糖値を測定してみると170mg/dlありました。やっぱり食後高血糖でした。空腹時は80〜100mg/dlくらい。空腹時だけをみていたら、気づかないところでした。 その時は、ショックでしたが、気づく機会があってほんとに良かったです。

炭水化物が大好きで、ご飯も、パンも好き。  ご飯の後に、おやつとして甘いパンを食べることも多く、手軽に素早く食べれるので炭水化物中心の食事になってました。

それから糖質を制限する食事を取り入れて、かなり真面目に取り組んでいました。1食20g程度に糖質を減らすことで食後の血糖値スパイクは落ち着いてきました。それでも140〜150mg/dlくらいまでの上昇はあった感じです。

ただ、糖質制限を長く続けるにつれて、体の冷えを強く感じるようになり、この食生活を本当に続けていっても大丈夫なのか疑問を抱くようになっていました。

糖質過多は良くないけど、いくら血糖値を上げないとはいえ、甘味料に依存してしまってるところが多いにあったからだと思います。人工甘味料のことも気になっていました。

パンやご飯はなくても慣れていきましたが、甘いものはやめられず、ラカントSや人工甘味料を使って、自分でお菓子を作っていました。美味しく食べたくて低糖質のお菓子のレッスンにも何度か通いました。ラカントS、すごいスピードで消費してました。お砂糖も体を冷やすけれど、こういった甘味料も体を冷やすし、依存性は強いと感じます。

お肉や卵などに偏る傾向にもなっていました。糖質制限ではなく、プラントベースホールフードという食事で、糖尿病を克服されているという情報に触れることもあり、野菜を多めに摂ること、もち麦やオートミール、豆や芋類も摂る方向を試していくことに。

そして、ミネラルやビタミン不足は、食品添加物の影響も大きいことを知り、避けれるものは避けていくことに。

スーパーなど買い物の時は、ラベル表示を見て、出来るだけ添加物の入っていないものを選ぶようになりました。どの程度の添加物が入っているのか、ラベルを見ながらの買い物は、初めはとても時間がかかりました。今は、慣れてきて、自分が良しとするものがあると、とても嬉しいです。そのスーパー応援したくなるんですよね。

どんな糖質をどれくらい摂るか選択することと、何を摂らないかを考えること、自分のためにこだわることが楽しいです。

これからも血糖値を見ながら、楽しめる食事として糖質は量と質を考えて摂っていこうと思っています。

基本は、まず調味料を本物にすること、ということで、塩、醤油、味噌、酢、味醂など、見直し。

たとえば味噌の原材料は、大豆、塩、麹だけです。

本物の調味料は、原材料がシンプルで美味しいから、調味料が少なめでもいい味になるなぁと感じます。

数年前、中戸川先生の食品添加物のセミナーに参加させてもらった時の内容を少し記録しておこうと思います。

中戸川先生のお話はおもしろくて頭に入りやすいのです。楽しく食品選びが出来るようになると思います。今もfacebookの投稿で学ばせてもらっています。

https://www.facebook.com/natural.mineral.adviser/

 

◆避けたい食品添加物◆

1位 人工甘味料

アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースは人工甘味料トリオ

他にもネオテーム、アドバンテーム、サッカリンなど

主に発ガン性、他に肝障害、免疫力低下など、赤血球や胸腺に影響を与える甘味料もあり。

食欲がアップして肥満や糖尿病のリスクがある。腸内環境も悪化。

甘さだけでなく、苦味や臭みを隠す効果もある。

何より砂糖に比べてコストがかからない。

砂糖も控えた方が良いの言うまでもないですが、この場合、砂糖を使ってくれてたら有り難いってことですね。

2位 合成着色料

赤色2号、赤色3号、黄色5号、緑色3号、青色1号は、欧米では禁止されている合成着色料。

赤色104号、赤色105号、赤色106号は、日本だけが使用を続けている合成着色料とのこと。

避けたいですね。

発ガン性、アレルギーの原因など。

3位 合成保存料

安息香酸、ソルビン酸など、細菌やカビの増殖を抑え腐敗を防ぐ。

発ガン性、腸内環境の悪化。

4位 防カビ剤

OPP、TBZ、イマザリルなど

発ガン性、催奇形性など。

危険だが、買わないことで、避けられる。

レモンは国産が望ましい。

5位 発色剤

亜硝酸Na

ハムなど肉加工食品のピンク色はこれですね。

明るい色にする以外にも、防腐剤としても使われている。ボツリヌス菌に対して強い。

6位 たんぱく加水分解物

濃厚なうま味とコクで味覚を狂わせる。

発ガン性、アレルギーのリスクがあり、化学調味料よりも避けたいと話されてました。ミネラル不足にもなる。

味覚破壊トリオとして、化学調味料、たんぱく加水分解物、酵母エキスを挙げておられました。

化学調味料は食品添加物、たんぱく加水分解物と酵母エキスは食品扱い。

〇〇エキスの中には、たんぱく加水分解物と酵母エキスが、隠れていることがあるので注意。

コンブエキスとかチキンエキスとか、まともなものもあるけれど、隠れている可能性があるので、良く見極めることが必要。

化学調味料は、塩分を和らげるので、たくさん塩分が、必要になる。

8位 パーム油

植物油脂と記載されるので注意。

大腸ガン、糖尿病など。環境破壊も問題視されている。

8位 トランス脂肪酸

マーガリン、ファットスプレッドなど。

心臓疾患や脳血管疾患のリスク。

9位 リン酸塩

ミネラルの吸収を阻害する。ミネラルを体外に排泄してしまう。

表示義務がないためわかりにくい。

10位 乳化剤

食べる界面活性剤とも言われます。

洗剤や化粧品だと界面活性剤、食品だと乳化剤と表示されるようです。

合成の界面活性剤は避けたいです。

大豆レシチンや卵黄レシチンなどは天然由来のようですが、その成分だけを抽出している事が、自然なことではないので、控えめにした方が良さそうですね。

腸内環境悪化、炎症を引き起こす、代謝障害、肥満など。

 スーパーでラベル表示をみると、本当にたくさんの添加物が記載されていて驚きます。表示義務のないものもあるらしいので、実際はもっと多く入っているのかも。

知っていれば、1種類でも減らすことが出来るけれど、知らないと、知らない間にたくさん摂ってしまう可能性が高いです。

添加物は長い時間をかけて蓄積して、病気として症状が現れるまでには時間がかかります。

どれくらいの量で何が起こるかは、個人差もあって、さまざまな要因が絡むため、何のせいともいえません。

添加物単品での安全性を唱えていたりしますが、複数の添加物が体内でどう反応するかまでは、探求されていません。

完璧でなくても、知っていて、減らす意識が持てたら良いなぁと思っています。知っていると選択できる強みがあります。この3つの中からならコレというふうに。

神経質にならないことも大切だと話されてました。

何を食べるかより、誰と食べるかも大事なことだと。これはほんとに大切なことだなぁと感じます。

体は食べるものでつくられる。

さまざまな情報は得つつ、「まぁまぁこだわってるよ〜」くらいのスタンスで、楽しく続けていきたいと思います。

Today's Schedule