ごあいさつ

インフォメーション

2019-09-04 08:49:00

私が将来を予測している生物の最も役に立つであろう薬剤に関するセミナーです。2018年京都大学名誉教授の本庶博士がノーベル医学生理学賞を授与された研究で、その後製品化されたオプジーボ、抗癌剤です。これを分子標的薬と呼び、これがさらに分子化合物と抗体医薬に別れるのですが、オプジーボもそうなのですが、今回犬用に発売されたサイトポイントがこの後者のカテゴリーに含まれます。

従来よりこの抗体医薬は多分、癌を含む様々な難病の救世主となるのではないだろうかと期待しているのですが、思うように活躍するには、もう少々時間が必要かと思います。まず開発費が莫大にかかっているので、使いたくても費用が掛かりすぎて、一般的に普及することさえもままならないのが現状のようです。

抗体医薬の解説はこの場では省きますが、興味のある方は免疫学の基礎からぜひ学ぶことをお勧めいたします。

さて我々が使うサイトポイント、海外では2年くらいの実績がございますが、犬のアトピー性皮膚炎の月1回で痒みを抑えるという都合の良い薬です。まだ発売されていませんので価格はわかりませんが、私は期待しております。