ごあいさつ

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2017-09-28 17:13:00
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今月の30日まで銀座1-9-8奥野ビル201号で下澤邦夫展が開催されております。

彼は私の大学時代の同級生で、中央競馬会の獣医師として平成の名馬たちの治療にあたっていました。現在も中央競馬会に勤めておりますがプロの画家としても活躍しております。

彼の作品のモチーフは主に馬ですが、最近犬や猫も描き始めています。一線美術展でも入賞し東京都美術館に何回も作品が展示されました。

私は美術鑑賞が好きで、収集家でもあります。彼の作品も数点もっているのですが、決して知り合いだから購入したのではなく、彼の描く馬には気品と気高さがあり、色調にもただならぬ才能を感じるからです。

彼の個展に行く前日に近所の川崎ミュージーアムで開催中の山下清展を見てきました。何度も氏の個展には行っていますが、いつも体の中から湧き出る感動というか、得体のしれない衝撃に襲われます。一方、下澤画伯の作品からは自分自身から湧き出る何かではなく、馬自体が醸し出す息づかいや感情のようなものに襲われる。こんな感じですかね。

もちろん下澤画伯と山下清画伯を並列し語るには無理があるのですが、ただのおっさんの感想ですから大目に見てください。

下澤君の作品、ぜひ皆さん見てください。私のクリニックにも掲げる予定です。

 


2017-09-27 08:41:00

企業セミナーです。まずはお決まりの弁当メニュー。横浜といえば崎陽軒、崎陽軒といえば焼売弁当。今や巷で大流行のタケノコずくし限定弁当をチョイスするようであれば、この薬メーカーは永遠に動物病院界のレジェントになれたはずでした。こんなチャンスは早々巡ってはこないのに、なぜ逃したかが最大の疑問です。昨日の弁当は格調の高い懐石風弁当、正直、タケノコずくし限定より、間違えなく高いです。残念です。

さて、セミナーの中身、基本的な内容ですが、これを再確認することは大事だと思いました。眼は直接、飼い主様にも見える部分なので効果が確認できないと治療の継続も難しい場所ですが、点眼を長期にわたり継続し、やっと効果の出る疾患もあるので、根気も時に必要な場合もあります。例えば白い毛の犬で特に目立つ涙焼けなどです。

弁当のことが尾を引いているのか余り身の入らないセミナーのコメントになってしまい反省しております。今週は日曜日に企業セミナーではなく海外から一流の講師を招いての循環器内科学セミナーがあるので、体力と知力を温存しておきたいと考えております。きっと飼い主様に満足していただけるような情報をたくさん勉強して参ります。


2017-09-23 09:48:00

土曜日が祭日と重なると、お間違えになられる方が多いので、念のためにお知らせいたします。本日は休診です。


2017-09-21 09:37:00

先ず忘れないうちに、本日は企業主催のセミナーですので、お約束の弁当がでます。これの評価。素晴らしい、担当者に最大の評価を与えます。聞くところによるとこの会社が初めて自社単独で行ったセミナーということで、夜遅くいただく事に配慮された消化のよさそうな上品な懐石風弁当。ピンクの風呂敷に包まれて見栄えも良く、学習意欲が増すように気を使ったのでしょうか、じつに満足でした。

ところで統合医療、聞きなれない単語ですが、かつての代替医療のことで、つまり西洋医学以外の治療法を一般にさします。

たまにこういうセミナーも面白いなと思い行ってみました。西洋医学を40年間勉強してきた身ですが、まだまだこの分野も勉強することだらけだと思ってはいるのですが、たまには違う目線から見ることも勉強になります。

この手の学習の場が、西洋医学をドロップアウトした方々の吹き溜まりとなるのではなく、本来の基礎から、例えば漢方なら、東洋医学的な体の解剖から血の流れのようなところから入り、それこそ診療の場にデビューするには10年以上、その道に精進した方々の勉強の場になるよう、今後大学の関係者に期待します。

統合医療は、過去の学問なのに遅れている。西洋医学は未来の学問なのに進んでいる。これが医療従事者としての私の感想です。

私はサプリメントは診療の補助として使いますが、過大な評価ができるほどの価値は未だに見出してはおりません。

西洋医学では偶然のように助かった命を、奇跡と呼び、統合医療ではそれを当然と呼ぶことが、ちょっと違和感がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017-09-20 15:53:00

企業主催のセミナー。簡単に言うと薬の宣伝を兼ねたセミナーということです。

スポンサーと講師の力関係がセミナーの内容を決定します。本日の講師はあまりスポンサーのことを気にしないで臨床的な話に没頭していたので、1時間30分の中身の濃い時間でした。

夜の企業セミナーのポテンシャルには講演内容はもちろんのこと弁当の種類も重要になります。もちろん高価なものを要求しているわけではございませんが、今回はミックスフライ弁当。これは最悪です。

そもそもミックス何とかと名のつく弁当を選ぶこと自体、企業の担当者が手を抜いている証拠です。先生方が仕事が終わって疲れているところわざわざ講演に来ていると思えば、経費はかけられなくとも、もっと心のこもった弁当を用意できるのではないかと私は言いたいのです。

なかなかキレのある良いセミナーでしたが、弁当のことで残念な夜になりました。横浜でラーメンを食べて帰りました。

あまりこんな記事を書くと、豊田議員みたいに思われそうなので、付け加えますが、ほんの冗談です。


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