ごあいさつ

インフォメーション

2017-09-15 17:08:00

最近、といっても9月に入ってから来院される方が20歳以上の老猫様が多いことに驚いております。

20歳以上といえば人では100歳以上の感じだと思うのですが、厳しい夏の疲れがどっとでたのでしょうか。内科的な問題で体調を壊しております。

老猫はじっと寝ている時間が多いので、環境の変化は少ないように思うのですが、人の都合で、例えば外出から帰ってきて急速に部屋の温度を下げたりすると、下の方で休んでいる老猫様はたまりません。

十分な水分もすぐに飲める場所に置いておいてください。ついでに食事もだらだらと食べるようになってきてると思いますので、できるだけ新鮮な物を常に用意しておいてください。ちなみに猫はどんなに歳をとってもトイレは自分で行きますし、行こうとします。その結果、トイレをまたぎきれずにしてしまうことがあります。そんなことも自尊心を傷つけてストレスを与えてしまうことに繋がりますので、お気を付けください。弱ってしまうきっかけを与えないことです。まずは生物学的限界と呼ばれている25歳を目標に頑張りましょう。


2017-09-14 17:10:00

これは勉強になりました。一般にはレントゲンで診断することが多い組織ではありますが、意外とエコーも使い道が多いことを知りました。

専門医の話は聞いているだけで参考になるので、今後の診療に生かしていこうとワクワクしております。

最近はセミナーが頻繁に行われており、若い先生方は私たちの時とは違い学ぶ場は十分満たされており幸せだと思います。しかし、その分競争も激しくなっていくので、大変な時代とも言えます。

 


2017-09-11 09:47:00

所沢の大病院の医院長、70歳とのこと。

大学の先生とは違い現場の臨床家のセミナーは、あたりはづれが大きい。私としても貴重な日曜日に5時間弱のセミナーに27000円払っているのだから、はづれでは。。。。。。。

会場が汐留の中央競馬会場外馬券売り場のすぐそばなので私にとっては庭のようなところです。まず馬券売り場のバイク置場にバイクを止めて、そのまま本日はここで27000円を使おうかと一瞬思いましたが、私の勉学意欲が勝ってしまいました。そもそもこの時点で日曜日はツキに完全に見放されていたようです。

私は還暦を過ぎてからもう一度勉強しなおそうと考え、徹底的に参加できるセミナーは制覇していこうと考えております。学習することは苦痛ではありませんが、講師の先生は事前にチェックしたほうが今後良いであろうと、今回は学習いたしました。

講師曰く、手術中は様々な不測の事態が起こるが、そこでひるんではいけない、突き進む勇気と準備を事前にしておく必要がある。

立派な心構えです。私は若輩者ですが先生にぜひ言わせていただきたい。有料のセミナーをするのなら、電車が遅れたとか、パソコンの調子が悪くなったとか、こんなことは不測の事態ではなく、ただの準備不足です。今後はぜひ得意分野でご活躍ください。


2017-09-09 16:15:00

本日のテーマは心臓の超音波検査。講師は某大学の内科学教授。

超音波検査で最も検査結果に影響を及ぼすのは診断器の性能。しかしこれを言っては所詮おしまいというものです。

大学にあるような何千万もする機械など一般のクリニックではちょっと手が出ません。最近ではほとんどのクリニックで超音波エコーは設置されているのですが、機械の性能は千差万別です。

例えば車、同じドライブテクニックの人が軽の中古とベンツの新型最高級車を使い高速で東京から大阪まで、はたして何時間の差、そしてドライバーの疲労に差がでるでしょうか。言うまでもないですね。

診断器の多くは車と同じです。まずは性能、次に先生のスキル、しかし近い将来はAIを搭載したロボットがすべてやってくれるのかと思うと、ちょっとむなしい。

一応付け加えておきますが、当クリニックのエコー担当医の由希子先生および超音波エコーは最高級ということです。


2017-09-06 17:30:00

マダニが媒介するウイルス疾患のことで。通常SFTSと呼ばれています。西日本では人に感染して死亡例がでていることはメディアでも取り上げられております。

私が大阪府立大学の学生だった頃、内科の講師で、後に鳥取大学の教授になられた大西先生が、一応日本でのマダニ研究の第一人者と呼ばれていたので、学生の時は結構勉強しましたが、現在は様々な情報が各研究機関の努力でわかってきました。簡単にまとめたリーフレットがございますのでスタッフにお申し付けください。

余談ではありますが、大西先生は大学の先輩でもあったのですが、もしSFTSが西日本に偏っていなかったら、第一人者と呼ばれてはいなかったと密かに思う今日この頃です。大学の同窓生で活躍されている臨床家や研究者が多くおられますが、特に研究者は強運を持っていないと出世できないようです。これは政治の世界と似ています。本当に余談でした。


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