ごあいさつ
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2018-12-15 09:54:00
次の日。気分転換にと散歩に誘ってみた。リードを持つのはすでに親友になったトミー。
戻ってきたトミーに話を聞くと、この子は散歩をしたことがないみたいで、道路の歩き方を知らなかったということであった。外出が気分転換になったかが不安だった。折角心を開いてきたのにかえって怖い思いをさせてしまったかもしれないと。しかし、この不安はすぐに解消した。というのも朝食の食欲がもの凄いことになっていたからだ。好きなものを好きなだけ食べなさい、それで心が取り戻せたら安いものだ。
さらなる決断。午後退院させてみよう。暖かい家族の待つ最高の環境に戻し、一気に心も体も戻していこう。保護してから数日しかお世話になっていないが、新しい我が家をこの子が覚えているだろうか。親友のトミーのもとに暫く置いておいたほうがよいのだろうか、一抹の不安はあったのだが。本日の午後には家族が来られる。
最後の不安もすぐに解消した。2日しか一緒に暮らしていなかったのに、家族を見た時の喜びようと言ったら、私たちが嫉妬してしまうほどだった。でも本当に良かった。これでやっと私も眠れない夜を迎えなくて済みそうだ。
年末のお忙しいところ、拙い文章にお付き合いいただき痛み入ります。来年はもう1冊長編の小説の出版を考えております。世界中の猫の秘密、が電子版で出るという話もあり、楽しみです。こちらもよろしくお願いいたします。
妻が言うには、最近疲れているせいか夜中にトイレに起きないでぐっすりと朝まで眠れているみたいね、だって。これはノンフィクション。