ごあいさつ

インフォメーション

2018-04-01 16:56:00

あと1か月で62歳になる身ですが、先日シックデイに陥り不覚にも約50秒間気を失い、その時から私の身に大きな変化があったので、この際皆様にお知らせしておこうと考えました。私は異常なあまり食にこだわる人間で、ほぼ好き嫌いはなく、大食漢で、そのうえ、いわゆるゲテモノと呼ばれている物でも、食べている人がいるのであれば、多分それが何であれ食べれると思っています。ただし犬や猫はもちろん絶対に食べません。

そんな人間ですから、他人が食べれないと言ったり、食べ物を残したりするのを見聞きすると、物凄く腹が立ちました。しかし、あの日以来、私の体と心で何かが変わってしまい、すでに1か月経つのですが、まず何かを食べたいという気持ちが以前ほど激しくおきません。そして食欲も人並みで十分という具合です。以前は1.5人分は普通に食べていました。そればかりか、物によっては食べきれないこともあります。これは私にとっては未経験の領域です。そこで、はじめて他人が食べ物を残したり、嫌いなものを我慢して食べたりする痛みやつらさのようなものが理解できるようになったのです。驚きです。でも生きているうちに、他人の気持ちの一部でも思いやることができたのは、まさに怪我の功名だと前向きにとらえております。

この先はまだ不確定ではありますが、物凄く気が短い人間だと、自他ともに認めるところではありましたが、自分が頭に来る前に、他人のことを多少考える時間が出てきたように感じております。しかし、この点はまだ自信をもって公表できるとこまではいってはおりませんので、くれぐれも地雷を踏まないようにご注意ください。