咳止めや夜尿症にも 銀杏(ギンナン)
秋の味覚の名脇役といえば、あのもっちりとした食感と独特の風味を持つギンナンでしょうか。
葉が黄色に色づいて輝くイチョウには似合わないあの異様な臭いの実の中にヒスイ色のギンナンが入っているなんて…。
ところで、イチョウは実をつけない裸子植物の一つで、「実」と呼んでいるのは、本当は種で私たちが食べている部分は「胚乳」という部分だそうです。
胚乳は種が発芽するときに必要な養分となるものです。
なので、ギンナンにはタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどがバランス良く含まれています。
混ぜご飯や煮物に入れたりして、ギンナンを思いっきり味わいたいですね。
ギンナンには、肺を温めたり、膀胱の括約筋を強くする成分が含まれています。
なので、漢方では咳や痰に使ったり、冷え性の女性に多い頻尿や子どもの夜尿症に使われてきました。
薬効を期待するためには、焼いたギンナンを5~10個食べればよいとのこと。
ただし、食べ過ぎは禁物!
食べ過ぎると消化不良を起こしたり、嘔吐やめまい、痙攣などの中毒症状を起こします。
特に、子どもは3~5個までに止めておきましょう。