♪ 近況&インフォメーション ♪ 

2009 / 07 / 30  

みの~れ舞台表現ワークショップ。

小美玉市四季文化会館(みの~れ)にて、8月1日まで舞台表現ワークショップが開催されています。
今年の講師は、役者時代お世話になりました陰山泰氏。(所属:石井光三オフィス)みの~れのこけら落としミュージカルでも、作・演出をされていました。
ワークショップの募集は締め切られていますが、最終日にはミニ発表会が行われるようです。
お近くで興味のある方は、是非足をはこんでみてはいかがでしょうか。
お店にも忙しい合間に来て頂き、久しぶりにお話させていただきました。

2009 / 07 / 26  

太陽と月の珈琲のこと2。

太陽と月の珈琲のこと2。幽玄なる味覚の珈琲の意味。
というページを設けました。

以前、別の場所で書いた文章で、焙煎で目指している味のことを知ってもらうために再録しました。

albumのspacialthanks(cafe,restaurant,person,theater)
ヘルスファーム大畑さん (茨城県筑西市)を掲載させていただきました。

2009 / 07 / 25  

『太陽と月の珈琲のこと』

『太陽と月の珈琲のこと』というページを設けました。

以前、別の場所で書いた文章で、お店のことを知ってもらうために再録しました。

今後も、アップされるかもしれません。
2009 / 07 / 24  

新コーヒー豆情報。vol.3 パナマCARMEN Peaberry

1.パナマ ニュークロップ CARMEN.Peaberryが入荷しました。


1.パナマ ニュークロップ CARMEN.Peaberryが入荷しました。



ウイスキーの熟成やワインの成長する環境に関わる言葉にマイクロクライメイト(microclimate)という言葉があります。日本語では微細気候と訳されます。
パナマのバソアンチョ渓谷にあるカルメン農園はその局所的な気候とテロワールから数々のコンテストで上位入賞の常連のコーヒー農園として世界中に知られています。

標高3500メートル近い、中央アメリカの最も高い火山のひとつにあげられるバルー火山。その北側斜面ボルカン村にコーヒー栽培用の土地を購入した弁護士がカルメン農園の初代オーナー、エフライン・フランセスチでした。今から60年ほど前のことです。
開園から農園周囲の自然環境と地元インディオの民の生活条件を向上させることを念頭に、農園を経営するフランセスチ一族の意思は3代目カルロス・アギレラ・フランセスチにも引き継がれています。
環境保全のために熱帯雨林の維持とサスティナブルな農業を目的に設立された国際的な非営利団体、レインフォレスト アライアンス(RA)の認証を受けたコーヒー豆でもあります。

パナマと言えば高価で取引されるゲイシャ種ばかりが話題ですが、カルロスのコーヒー豆は今年のベストオブパナマにも4位と5位に入賞しています。
http://auction.stoneworks.com/pa2009/lots.html
いずれもカツーラ種、カツーラとティピカのブレンドです。カルロスの農園運営と、テロワールとマイクロクライメイトがこのようなコーヒー豆を生むのでしょうか?

日本には5BAGだけ入荷したカルメン農園のピーベリーをシティローストで煎り止めました。
ピーベリーとは通常二つの平豆(フラットビーン)が入っているのが、丸い1つの豆が入っている場合があります。このロットはピーベリーだけを集めたものということです。

フルーティーでありながらスパイシーな香り…シナモンやオレンジも感じさせます。(cucumber?かも)  
兎に角香りが秀逸で個性的です。
クリーンな酸味は太陽と月の珈琲のいつもの抑え目でマイルドで際立たなくローストし、
甘くメローなマウスフィールは口の中を喜ばせます。ボディ感は強めで、…

この珈琲はコーヒーマニアの皆様にも喜んでいただけるものではないかと思います。(ただし、酸味は抑えてます)
ピーベリーは丸くてコロコロしていて、小豆のようで可愛いルックスです。

ゲイシャに負けないパナマ・コーヒーをお楽しみください。


2009 / 07 / 22  

新コーヒー豆情報。vol.2

1.エルサルバドル ニュークロップ PACAMARA.SantaTeresaが入荷しました。


1.エルサルバドル ニュークロップ PACAMARA.SantaTeresaが入荷しました。


エルサルバドルは国立農政省コーヒー研究所で新たなコーヒー種の研究開発が先進的におこなわれている国です。国家産業としても農業国でコーヒーの輸出量は農業全体の半分にものぼるといわれます。
その国立農政省コーヒー研究所でうまれたPacas種とMaragogype種をかけあわせたのが高級大粒品種PACAMARAです。
大粒で甘味があります。時にゲイシャ種を思わせるような香りが漂うこともあります。
PACAMARAは現在では世界のコーヒー生産国で育てられるようになりましたが、その発祥はエルサルバドルなのです。

Ahuachapánの山岳地域にあるApaneca-IlamatepecにSantaTeresaMillがあります。
山岳地形と肥沃な火山性の土質と恵まれた栽培条件に、ピュアな天然水で水洗処理したバトレス・ファーム・セレクションのコーヒーは際立った個性を持ちます。
SantaTeresaMillの天然湧水は有名なEl Zapote 温泉を源泉にしています。同温泉はAhuachapánを訪れる多くの観光客に、長年癒しのスポットとして人気を博し、酢酸カリウムを豊富に含んだ温泉水は健康に良いとされます。
温泉水に含まれる臭化カリウムの影響で独特な香味をうむのだと説明するひともいます。
バトレス・ファーム・セレクションのコーヒーは全て、Eco-OKシステムに則ってSantaTeresaMillで水洗工程がなされます。
2003年のカップ・オブ・エクセレンスで入賞したEl Madriado農園もバトレス・ファーム・セレクションの中の一品です。

PACAMARA Santateresaコーヒーは、一昨年はJASの有機認証とレインフォレスト認証をダブルで受けていましたが、今年はRA認証でお届けします。
通関で時間がかかり、今年は入荷しないのではないかとさえ心配しましたが、焙煎を終えてふっくら大粒の豆をてにして大好きなPACAMARAを今年も提供できることにほっとしています。


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