富山県商工会女性部連合会の部長研修会を十二月四日 富山市内において開催し、講師の品川区商店街連合会副会長の綱島信一氏から「これで町が動き出す　おかみさん　いまこそ出番です」をテーマに講演いただいた。

　綱島氏は「景気が良かった高度成長期の時と比較して、街にお客がこないと嘆く商店、商店街が全国に多い。時代が急激に変化しているにも関らず、商売の仕方を変えないで、景気が原因としている。自分達の街のことは、自分達で今までとは違うことをやらない限り、元気にはならない。

　また、経済効果や効率を追いかけるあまり、商店街の持っていた心の交流を失ってしまった感がある。こんな時代だからこそ地域で楽しく、豊に、生き生きと暮らすことをやればいい。それには、まず、自分の仕事、街を好きになることであり、街づくりや地域活性化とはそこから始めればよいのでは」と話された。