県連からのお知らせ
~商工会自身の働き方改革~ 業務改善・DX推進の取組報告
商工会連合会が実践するDX・デジタル化による働き方改革
山梨県商工会連合会が自ら取り組んだDX・デジタル化による働き方改革についてご紹介します。
山梨県商工会連合会では、会員事業所の経営課題解決を支援する立場として、
まず自らが業務改善とデジタル化を実践することを大切にしています。
令和7年度は、バックオフィス業務(勤怠管理・人事・給与・内部事務)のDXに取り組み、
職員の負担軽減と支援力の向上を両立する体制づくりを進めてきました。
背景:業務量増加と属人化という課題
県内23商工会と連合会を合わせ、200名を超える職員が在籍する中、
会員ニーズの高度化・多様化により、職員一人ひとりの業務負担は年々増加していました。
特に、
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勤怠・給与・経理などのバックオフィス業務
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Word・Excel・メールが混在する専門家派遣事務処理
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補助金申請書類のチェックなど担当者の経験に依存した判断や運用
といった点が、業務の非効率化や属人化につながる課題となっていました。
取組内容:業務全体を見直すDXの推進
こうした課題に対応するため、個別業務の改善にとどまらず、
商工会管理業務全体を俯瞰したDXに取り組みました。
主な取組は次のとおりです。
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勤怠打刻管理システムの導入
クラウド打刻により労働時間を可視化し、給与計算と連動。
事務作業の大幅削減と残業時間管理の適正化を実現。 -
専門家派遣システムの構築
依頼から報告・支払までをクラウドで一元管理。
事務負担の軽減と支援ノウハウの組織的な共有を可能に。 -
補助金申請・実績チェックのデジタル化
判断基準を整理・明文化し、AIを活用した事前チェックを導入。
業務の平準化と若手職員の早期戦力化につなげました。 -
会員管理システムの最適化
会員情報をクラウドで一元管理し、引継ぎ負担とセキュリティリスクを軽減。
成果:働き方改革が支援力向上へ
これら4つのシステム導入により、
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業務の見える化
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重複作業・確認作業の削減
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属人化の解消
といった効果が生まれ、
職員が本来注力すべき経営支援業務に時間を使える環境が整いつつあります。
働き方改革を進めることが、そのまま
会員事業所への支援の質向上につながる好循環が生まれています。
会員の皆様へ
DXやデジタル化は、決して特別なものではありません。
日々の業務を少し見直し、「本来やりたいことに集中する」ための手段です。
商工会では、自らの実践で得た経験とノウハウを活かし、
会員事業所の皆様一社一社に合った業務改善・働き方改革をご支援していきます。
働き方改革・業務改善・DXに関するご相談は、ぜひお近くの商工会へ。
商工会の取り組む業務改善・DX推進 報告.pdf (12.25MB)
