永井酒饅頭店

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2022 / 11 / 04  18:52

いろいろな種類

明治の中頃、初代亀吉とサダが、御殿場からこの地にやってきて、あんまんと塩まんの2種類で創業しました。当時、「上野原名物ご存じあるか?かかあ天下に塩饅頭、アユの塩焼き、こんだ(今度)市」と、歌われていました。機織りや養蚕が盛んにおこなわれ女性の活躍があったのでしょう。桂川では屋形船でアユの塩焼きを食べ、「一六市」と言って、1のつく日と6のつく日は「市」が行われ大変賑わったそうです。塩饅頭の食べ方について地元の方は、塩あんこの餡のところに砂糖をつまんでつけて食べるのが通と言って召し上がり、ご高齢の方は好んで食べています。しお.jpg

2代目祖父母は、戦時中物のない時代を乗り越え、祖母は88歳まで現役で店を切り盛りしました。「売れないときも、飽きないでやるのが『商い』」と言っていました。昭和40年代になると酒饅頭をお求めのお客様が徐々に増え、祖母だけに任せられなくなり母は教職を退職し店に入りました。発想が豊かで、みそ(100円)・おかかみそ(110円)・魚(トト)(120円)と種類を増やしてきました。そして4代目の私たちになり、妻が高菜饅頭(120円)を商品化し6種類の時代となりました。とと.jpg

その後、妻が長期療養となり7年間休業しました。私が平成25年3月に定年退職し、その年の9月に再開しました。休業期間中も明治から引き継いだ酒種は、常に新鮮な活力のある状態になるよう勤めから帰ってきて手を加え、伝統を引き継いできました。生地が美味しいということで再開を機に「あんなし」(70円)を商品化し、令和の改元を記念し「あんチーズ」(130円)を、明誠高校の文化祭出店に当たり若い人向けに「チーズまん」(130円)、さらに「あげまん」(100円)も

そろえ、常時10種類となっています。

その他、巨峰とシャインマスカットの干しブドウ入り酒饅頭春・夏・秋の季節限定商品もあります。IMG_0960.JPG  酒まんの生地にあった3種類のチーズをミックスしています。目印は上に1個乗った青ぶどうです。あげまん.jpg

1番人気は「あんまん」、2番目は「みそまん」です。

 

2024.04.20 Saturday
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