選択的レーザー繊維柱帯形成術

 

以前は同様な治療でアルゴンレーザーによる繊維柱帯形成術がありましたが、一時的な効果はあるものの、房水の流出路である繊維柱帯組織自体を破壊してしまうという欠点がありました。

 

この選択的レーザー繊維柱帯形成術では、使われるレーザーは低エネルギー光の短パルスです。これを繊維柱帯に照射します。

選択的に繊維柱帯にある色素細胞を照射することで、体内の自然治癒反応が引き起こされ、これらの細胞が再建に向けて働きます。

この再建プロセルで房水の排出機能が改善し、眼圧を下げます。

 

効果は1〜2ヶ月で安定して、1〜2年持続します。

選択的レーザー繊維柱帯形成は非常に低出力であるために、合併症の少ない治療と言われており、繰り返し治療が行えます。

効果には個人差があります。

 

 

房水の循環図         Tango_4_angle_body.jpg

  

 

 

Today's Schedule