日光院案内

小樽高野山日光院

鷹尾 了範

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日光院を開創された鷹尾了範は越中富山県の出身です。高野山にて修行の後

高野山内にある「増福院」に寺僧として更なる修行をされ、高野山登り口の

九度山「慈尊院執事」となり、その後、北海道へ真言密教の布教活動の為

来道されました。明治20年頃、小樽、山田町に大師堂が建てられ、これより

日光院の開創の歴史が始まります。

「東の定山、西の了範」(定山とは定山渓温泉を発見した豪僧)と当時

言われた程、名の通っていた了範は小樽で様々な伝説を残しました。

小樽、赤岩山には了範が修行した洞窟に大日如来や不動明王の石像が

今もお祀りされています。