うっちーのつぶやき

2021-08-13 10:00:00

子育てサポートって何?④(最後)

 この経験からだと思うのですが最初の教員の時には、学生に対したくさん伝えようとしていた(し、厳しかった)んですが、私が学生になった患者体験後は「受け止めよう。一緒に考えよう」と思い接し方が少し変化した(はず)。そして、少し指導にも余裕ができたんだろうと思います。学生が関わる入院中の産後のママとのお話の中でも気づきが増えました。学生に対し、相談しホッとするママさんの変化にも気づけるようになったと思います。病院で働いている時には、「私はまだこんなに経験の少ない助産師ではまだまだお母さんに安心感を提供できない」と「ない方」に目を向けていたけれど、学生に自分の気がかりを話すママさんがその後の学生の説明や関わりで安心していく姿を目にして、「産後のお母さんにとって、本当に必要なのは一緒に子育てについて考えるサポーターの存在なのでは?」と考えるようになったのです。ならば、今のありのままの助産師うっちーも(妊娠も出産もしていないしなーなんて思っていた)、子育て中の親子のサポーターになれるんではないかと。
最後にうっちーの強みのもう一つ、周りに恵まれていることです。開業したての時から、たくさんの助産師さんや友人や先輩、後輩、家族がいてくれています。以前、「うっちーは人と人を繋ぐことができるね」と言われたことがあります。この言葉が今の私の自信となっています。あと相談員や教員経験で得た「教える」という技術も。きっと、この強みは子育てサポートに生かせると思っています。たくさんの人にSOSを出せて、応援してもらえる環境が私にはある。こう思えることがとてもありがたいです。
私ができる子育てサポートの強みは、きっと子育て中の家族を社会と繋ぐことだと思うのでどんどん生かしていきたいです!