2023-08-28 15:40:00
温度差ダメージ
暑い日、戸外から乗り物や建物にいえた入ると、汗が引いてほっとします。
そして再び外へ出ると、冷えた身体に徐々に汗が戻り始め、モヤモヤした気だるさを感じるようになります。
これは、人間の体が体温を一定に保つために、寒いところに行けば血管を縮め、さらに毛穴を締めて汗をかかないようにし、体の熱を奪われないようにする作用と、熱いところに行けば血管を緩め、さらに毛穴を開けて汗をかいて、余分な熱を体の外に出すためです。
身体を流れる血管の長さはなんと雄物川や北上川や利根川よりも長いとされ、その血管が一斉に縮んだり広がったりするわけですから、かなりのパワーを使います。
温度差のダメージは繰り返すほどに日々蓄積されるわけですから、7月8月そして9月と積み重なった体の疲れは夏バテ秋バテとして表れてしまいますね。
そんなときの食事での養生は、夏野菜を食べることです。
温度差ダメージで消耗する漢方で言うところの「気」を補うには、カボチャがおすすめです。
ぜひお試しください。