2021年8月 CAMPFIREコミュニテ「クルマの世界」と「水野塾」のリニューアルのお知らせと、最新特典配信内容の案内

noteマガジン"愉しいクルマライフ"と、CAMPFIREコミュニティ"クルマの世界"と"水野塾"で流れている、最新の配信内容についてお知らせします

 8月3日より、CAMPFIREコミュニティが改定され、バリューアップした新料金と充実した新たなコンテンツと共にライブ配信も加わりました

更にコンテンツの中には、メディア業界初のベストカーとの提携配信が加わりました。これは、「雑誌を(読む)+ネットを(見る)+サロンで(知る)」という
紙面とネットとサロン(コミュニティ)の異なるメディアを一元化して、皆さんが楽しむと同時に「愉しめて、ビジネスやプライベートや日常生活に役立つ知識や情報を自然と身につけられる」という事を狙ったコンテンツです。未だ日本のメディアには無いユニークな情報提供です。

コミュニティリニューアル内容のお知らせ21.7.16.jpg

 

最新の配信状況です(9月6日より配信中)

 

特典配信】“ アメリカン・ライフスタイルと山岳ハイウェイが生んだカジュアルSUV ” Jeep Compass Limited

Jeepは今、世界で毎年販売台数を伸ばし、またWRANGLERに代表される、世界が認めるオフロードカーの老舗。
そのJeepが意欲的な世界戦略車種として開発したコンパクトクラス・SUVのCompass。 販売価格も346万円~と完全にこのクラスの、トヨタRAV4やスバルフォレスターなどの国産SUVと真っ向から立ち向かえる戦略的な設定になっている。

Jeepが元もと持っていたオフロード性能と信頼性はそのままに、カジュアル感覚の味付けをしたJeep Compass、今回のビッグマイナーチェンジでどんな進化をしたのか…?  早速検証をしました。
荷室や後席の実用性をトレードオフし、デザイン優先の長いオーバーハングと派手な装飾の前顔でブランド演出をする国産SUV。それとは一線を画し、「アプローチアングルや積載性」などきちんと定番の実用性を確保するために、短いオーバーハングの中でも一目で Jeepとわかるブランド演出がされている前顔。 今回のCompassを観ると、オフロードメーカーとして作り続けてきたJeepのそんな真面目なクルマ作りに対する想いも感じられます

スライド9

搭載するエンジンは直列4気筒2.4L自然吸気でアメリカでは最もポピラーな仕様。日本やヨーロッパでは税制から4気筒というと2.0Lが主流ですが、税制が違うアメリカでは最も効率の良い2.4Lが、北米で売る日本車も含めて主流となっています。
「コンパクトSUV+2.4L自然吸気エンジン」この組み合わせは、普段日本ではあまり見かけない仕様の組み合わせ、「アメリカの2.4Lエンジンが、CO2や燃費規制に対応してどんな進化をしているのか?」ここも興味が湧くところです。

信頼性のオフロードメーカーJeepが、岩の飛び出たアメリカ独特の悪路走破性を持ちながら、アメリカン・ライフスタイルのパートナーとしてカジュアルに造り上げたSUV、Jeep Compass。その走りや機能性、そして週末の家族旅行用の実用性とデザインとの両立、Jeep Compassに詰め込まれた知恵や工夫など さっそく観てみましょう…。

ここから先詳しくは、メンバー専用のFacebook「クルマの世界」グループで動画をご覧ください。

【取材スタッフブログ…… ジャーナリスト永田恵一の独り言】
ふとR35GT-Rの中古車価格を見たら、しばらく前は400万円からだった初期モデルが500万円からに値上がりし、水野さん時代のビックマイチェンモデル(2010年10月から2013年11月)は「流通が減って値上がり傾向」という印象に変わっていた。水野さんがR35GT-Rで大きなテーマに掲げた「中古車価格の維持」は、時間が経つごとにその意味を増しているようだ。
コンパスは一見特徴が薄いようにも感じるが、乗っていると扱いやすいエンジンやハンドリング、体に馴染むシートなど、“アメリカで実用車に求められる要素”がよく分かる一台だった。輸入車に乗る理由に「海外に行って感じる異文化に触れるため」という要素がある人だったら、コンパスは価格も340万円台からリーズナブルなので、一度こういうクルマを自分のものにするのも勉強にもなり、面白いのではないだろうか。 

※全ての著作権は プロジェクト・カーズ合同会社に属します。

【特典配信】クルマのEV化は、人や社会をどう変えていくのか? -1

脱炭素対策の決め手として、クルマのEV化が各国の法律により推進され、自動車メーカー各社からも「ガソリンエンジンは、2030年以降販売しない…或いはEVの販売比率を○○%以上にする」等のアナウンスも盛んに出されています。

現在、巷で行われている脱炭素に於けるクルマの論議は「EV車への転換とインフラ整備」が主体に行なわれています。
クルマについては、テスラやリーフなど EV車は発売後すでに10年以上を経過していますし、商品のポジションも作られつつあります。
一方のインフラ整備(電力供給と充電設備)を見ると、多くの原発を持ち余剰電力の有効活用を含めEV化に押し進む欧州(原発停止のドイツは不足分をフランスから購入)や、原発を増設中の中国と違い、脱炭素発電の目途も不透明なまま、日本ではトヨタを代表として提唱される多角的な脱炭素戦略提案を無視して政府が「EV化の基本方針」を決めているのが現状!

 EV化とインフラ整備は既に論議されているので、これはまた別の機会に話す事にして、今回は現在ほとんど論議されていない…「EV車の長所や短所など商品の特性がこれから先の社会や人々の生活に起こす変革」について考えてみたいと思います。 実は単なるEV車論議やインフラ論議以上に、EV車の商品としての特徴が引き起こす社会や人の生活への影響とその結果生じる変革が大きい問題であることに気づかれると思います。

皆さんもこのテーマについては、何人かでブレーンストーミングをしてみて下さい。とても先見思考の研鑽になるテーマだと思います。ここから先は、推定思考法のチャートを使って動画で詳しく解説します。

CAMPFIREメンバー専用Facebook グループ「水野塾専用」で動画をご覧下さい

※すべての投稿の著作権はプロジェクト・カーズ合同会社に帰属します。

【特典配信】“ ドイツのハイスピードな生活道路が仕込んだ走りと先進の実用性"   new   Volkswagen Golf eTSI Style

正規配信ビデオ写真.VW Golf eSTI Style.21.7.7.jpg

“ ドイツのハイスピードな生活道路が仕込んだ走りと先進の実用性"
new Golf eTSI Style

クルマの大きさ、価格、性能、機能性と実用性…あらゆる点で このクラスの世界のベンチマークとなっている フォルクスワーゲン ゴルフ。
今回はいよいよ登場した新型ゴルフを徹底検証して視ました。

画像2

まず 最初に「なぜゴルフは世界のベンチマークとなっているのか…?」ここを考えないと本当のゴルフの姿は視えません。 メディア情報ではここがあまり語れることなく、他車との比較や試乗の評価が流れていますが、ゴルフが持つべき商品の使命が、ゴルフを育て世界ベンチになっている由縁だと思います。世界でこのような厳しい商品への要求を求められるクルマは希です。いうなれば「ドイツという国とお客様の要求」がゴルフを世界のベンチマークにしています。
それは…日常、当たり前に「200km/hでアウトバーンが何気なく走れ、センターラインも無いアップダウンとカーブが続く生活道路を荷物を載せて100km/h以上で走るのは普通の使い方、そして240円/Lと高額な燃料代にも優しく、毎週土曜日には1週間分の食料や生活用品の買い出しと積載、そして生涯走行距離は20万キロ以上…」
このクラスでこんな厳しい要求が求められ、そして応えられるクルマはどれくらいあるのでしょうか…? 

正規配信ビデオ風景写真.VW Golf eSTI Style.21.7.19

日本にもこのクラスのコンパクトカーは沢山ありますし、100km/h以下なら競合できる部分もあるとは思いますが…先日のベストカーが特集した「東名高速120km/hテストでは、100km/h以上から急激に悪化する燃費や性能の結果」は散々でした。
確かに「日本の道路は120km/h以下だからそんなの必要ない!」という人もいると思いますが、世界にはその要求に応えられるクルマがありますし「余力は信頼性の原点」という言葉もあります。
このような背景を知ったうえで、新しくなったゴルフを徹底検証しました。
ここから先は、CAMPFIREコミュニティメンバー専用のFacebookグループ "クルマの世界" の動画でお楽しみください。

※全ての著作権は プロジェクト・カーズ合同会社に属します。


特典配信】マスメディア VS ソーシャルメディア : コロナのワクチン、高齢層は一刻も早く打ちたい、しかし若者層は迷う人が多い、なぜ…?

2)マスメディアとソーシャルメディア写真21.7.23pptx.jpg

皆さんも既にご存じの事だとは思いますが、コロナのワクチン接種について、高齢者層は「一刻も早く打って欲しい」と集団接種会場まで電車を乗り継ぎ、朝早くから出掛けて行くような状況。しかし、一方テレビなどの報道では若年層のワクチン接種の希望率は低く「迷っていたり、接種はしたくない」その理由はSNSなどで見た「副作用などの弊害が個人的にイヤだ」。

最近のニュースによれば、某大学でワクチン接種の目的はあなたを守るだけでなく「あなたの大切な家族や友達を感染から守り、そして社会の生活を一刻も早く元に戻す為」であり、そしてその副作用は「インフルエンザや他のワクチン接種と同じ程度」であることを説明した。
それは特別な説明ではなく、ワクチン接種の目的や副作用について毎日のように「テレビなどで流れている説明」をしたら、たった一回の説明会で接種希望者の割合が 40%以下 から 75%近くまで増えたという。

画像1

テレビや新聞を見ていれば誰でも当たり前に知っている事でも、肌身離さず持ち歩き「お金の支払いから日程管理、そして情報の入手など生活の大半を依存し、信頼するパートナーツール」となっているスマホに依存した日常の中で、情報入手のほとんどがソーシャルメディアになった時、もはや"情報の孤立化"とも言うべき事態が始まっているのではないか…?

今回は「マスメディア VS ソーシャルメディア 」という大きなテーマの中から、コロナ禍でのワクチン接種の希望と拒絶の問題をケーススタディしてみました。 
身近なこのようなテーマは、「先見性の思考やその原因と本質を見く"癖"」をつけるのにとても良い例題だと思います。

ここから先は、推定思考法のチャートを使って詳しく解説します。

CAMPFIREメンバー専用Facebook グループ「水野塾専用」で動画をご覧下さい

※すべての投稿の著作権はプロジェクト・カーズ合同会社に帰属します。

 

 

 

 

    ・【クルマ編:5月3日からの配信です】

見出し画像

【クルマ編-第18回】SUBARU IMPREZA STI Sport (AWD)

 

テレビコマーシャルなどでは、運転支援装備のアイサイトやファミリーユースがメインに流れていますが、今回取り上げるバージョンは STI AWD仕様。 ニュルブルクリンクの過酷で危険なコースを知り尽くした ”スバルテクニカインターナショナル株式会社(通称 STI)” が造り上げたその結果を検証しました。

若者の車への興味が薄れていると言われる昨今、メディアなどによる調査での主な要因は金銭事情。 そんな中、300万円以下で「走りが楽しめてドライビング・スキルも上達できるクルマ」はないか…?
今回はその候補として、SUBARU インプレッサ STIを取り上げてみました。

18_クルマ編_image02_Photo

コンパクトクラスの5ドアハッチバック車として、ファミリーユースに適した室内広さと居住性 そして積載性などを持つインプレッサ。
このインプレッサに、可変出力モード付き2.0L NAエンジンを搭載し、新開発ショーワ製のショックアブを採用した足回りのセッティング変更はどんな車に仕上がっているのか…?
その結果は...「ドライビング・トレーニングに最適で、日常の走りも楽しめる」クルマに変身していました。

18_クルマ編_image08_Photo_trim

確かに、300万円を超える販価ゾーンにはFRベースのライトスポーツ車もいくつかあります。しかし ”癖に合わせた使いこなし運転” に慣れるのではなく「FF車にもFR車にも通用する基本的な運転スキルの上達」にはキラリと光る貴重なクルマになっていました。

そのエッセンスやセッティングなどの肝は何なのか…?

 

Ⅱ・【先見思考力UP編: 4月19日からの配信です】

見出し画像

【思考編-第17回】クルマの自動運転は本当に出来るのか…?単なる走行の制御レベルだけで決めてるつもり...?〖その1(前編)〗

 

目的に応じた本質の捉え方と、その使い方のフリートーク講座。
今回は、“クルマの自動運転は本当にできるのか…? 単なる走行の制御レベルだけで決めてるつもり…?” 〖
その1(前編)〗です。
国土交通省からは「自動運転の定義及び政府目標」や「自動運行装置の保安基準等の概要」が出され、更にメディアでは様々な記事や評論家の解説が流れています。

自動運転になったら「ハンドルから手を放してパソコンやスマホを使える」だとか「寝ていても目的地に行けるから…将来は運転免許証もいらなくなる…」等、”自動運転という言葉” だけを各人が勝手に捉えて興味本位に演出した解説や情報ばかりです。
そして、様々に流れている情報の内容を観てみると…昨今のコロナ禍対応同様に「現在この様なものがあって、将来はこの程度までできるかもしれない」という程度の内容で、必要なインフラの整備や法律の改定も曖昧な上に「自動運転の目的や役割も、達成目標や保障内容も不明確」な国交省と自工会の規定に踊らされた解説や情報です。
皆さんは「自動運転は、クルマの走行関係についての制御機能の開発➪AIと制御システムの世界」と思っていませんか? 確かに今の国交省の規定などを観るとそのレベルの認識と進め方です。
 しかし、それは大きな誤りです!!!!

17_思考WT編_image06_Photo (2)

人とクルマの役割と自動運転機能の信頼性保証や商品ごとの性能機能の違い、更には「特定走行条件を満たして自動運転している最中に緊急事態が起こった時、それまで前方も見ず正しいドラポジで座っていない人間が、瞬時にクルマに代って緊急対応安全運転が出来るのか…?」
自動運転の車は「特定走行条件から外れたので自分で運転して下さい」という警報を出すだけですが、緊急時にそれを受けた人間は…?

これらは全て、自動運転の「目的と役割、そして達成レベルと製品機能や保証」が曖昧なまま「自動運転という言葉と国交省の”何が遣れる”という方法論だけ」が勝手に走っている為に、カモフラージュされてしまっている大事な部分です。

今回は〖その1(前編)〗〖その2(後編)〗と題して2回に渡りお話します。
その1では “新たな事を遣ろうとした時の進め方”。そして次回のその2では ”実現する為のアプローチの仕方と実際の対応” をお伝えします。
今までにないモノや、お客様の概念に無い新しいものを創り出そうとする時に大事な取り組み方です。
皆さんも日頃気になるテーマについてこのようなアプローチでケーススタディをやってみてください。

 

 

 

Ⅲ・【達人との真実の裏話対談: 4月12日からの配信です】

見出し画像

<定期購読マガジン特典映像>【対談編-第8回】山下敏男さんとの裏話対談「デザイン開発-Ⅲ”  どんな想いを創ってあげるか…それがデザイン”」

達人との真実の裏話対談、今回は〖デザイン開発-Ⅲ”どんな想いを創ってあげるか…それがデザイン”〗です。

“最後のスカイラインGT-R”として、新車時の販価を上回る2000万円以上の価格で中古車が取引されるR34GT-R。そしてその美しいプロポーションで今なお多くのファンに熱愛されるZ32型フェアレディ。
今回は、中古車市場で高額な再販価格を作りだし、時間が経っても美しさを失わず「古臭さや飽き」を感じさせない新鮮なデザインを生み出すエッセンスや、それらを生み出す為の山下さん自身の取り組みについて語って頂きました。 更に「現状の国産車と欧州車のデザイン、そしてこれから」についても話を聞きました。

【今回もクルマに限らず、様々な商品の開発に役立つ話です】

今回は、個々の車のデザインと言うより、デザインのスタートから仕上がりまでの間で「何を目指して、どんな思いで、それを表現するキーポイント、デザイン検証の仕方」等、デザインを開発する過程の中に於ける色々なエッセンスや、それを生み出す為に必要な能力やその研鑽方法、そしてご自身の生き方や考え方等について話して頂きました。

08_対談編_image05_Photo_ttrim

また、増々発展していくCADやグラフィックを使い作られる、最近の国産車のデザインについても併せてお聞きしました。
その答えは、グラフィック等のデザイン用の道具が揃う事で「良いデザインや 今売っているモデル(形)から変更したデザイン」等、求められたデザインは容易に作られるようになった。
しかしそれは、素人でもできる仕事になっただけ!
プロフェッショナルとして大切なのは「ユーザーがどんな想いを持ったり、どんな雰囲気に浸れたりするデザインを生み出すか」でした。

作り手の思考を知ることで、あなたの好きなクルマや選んだクルマへの理解や想い入れはより深まるのではないでしょうか・・・
山下敏男さんとの〖デザイン開発-Ⅲ”どんな想いを創ってあげるか…それがデザイン〗ここから先詳しくは、動画でお楽しみください。

**************************************
“達人との真実の裏話対談”では今後も、鈴木利男さんとの”R35GT-Rの開発の裏側”など編集なしのノーカット版で、以下の様な内容の配信を予定しています。ご期待ください。
・R35GT-Rニュルブルクリンクでのタイム計測状況と発表を続けた理由と
 その危険!
・発表発売後も何故開発を続けたか…そしてニュル24hrレースへの参戦
・ドイツ人の運転とクルマ、そして海外イベントに於けるエピソードや反響
・台湾自動車開発メーカーHAITECとの開発とその文化の違いに戸惑う日々
・鈴木利男と水野和敏のこれからの車に言いたい放題(含むEV化)

Ⅳ・【正しいワンポイント・メカ解説講座: 4月26日からの配信です】

見出し画像

<定期購読マガジン特典映像>【正しい ワンポイント・メカ解説編-第8回】

今回は、A/TミッションDレンジの使い方とエンジン特性の選び方です。
皆さんは「え~、オートマミッションのDレンジに使い方なんてあるの ? 全てミッションが自動的に選んでいるので使い方なんてないはず…」と思い込んでアクセルを踏んでいませんか!
この部分について、セールスマンの納車説明や取扱説明書、そしてメディア情報などでも普段目にしたことが無いと思います。
しかし、実際にはA/TミッションのDレンジ制御プログラムの中にはいくつかの違うマップが組み込まれているのです。

「型式認定の届け出やカタログ値を良くするための ”燃費やCO2の排出を最小にするプログラム" や ”パワー感を演出したり、実際のパワーを使いこなしたりするためのプログラム” 」等、何種類かのプログラムが殆どのクルマには組み込まれているのです。
このプログラムを知って使いこなせば「燃費の良い走りやスムーズな走り」などが無駄なくできるのです。

08_OPメカ解説編_image11_Photo

勘違いして欲しくないのは、高級スポーツ車などに装備されている「選択スイッチで走行モードを選び制御プログラムを変更する」モード切り替えスイッチとは別の話です。
一般にほぼ全てのクルマに採用されている、A/Tミッションの Dレンジ制御プログラムに組み込まれている「運転状態に合わせて自動で切り替えている、何種類かのモード変更」についての話です。
クルマの取扱説明書などにもこれらの事は詳しくは記載されていません。
ガソリンが220円/L以上と高額で、走行距離も多い欧州の人々はこの辺を知り使いこなしています。 それを上手く使いこなせるように、殆どの欧州車はメーター内の”Dレンジの表示と共に使用中のギヤ段数の表示(D4とかD3等)がありますし、タコメーターもついています。

ユーザーの使い方を上手くすることで、結果として「このクルマの燃費と走りは良い」という評判を作る一助になるからです。
国産車は”Dのみの表示”ですし、タコメーターの無い車も多くあります。
(ネットの配信記事などで「タコメーターはアクセサリーで不要」等の記事を見かけますが、このような記事を書く方はこの様な知識はお持ちでないのでしょうか?)

そして、A/TミッションのDレンジ内のプログラムを使いこなすだけでなく、更にこの効果を上げる為に大切なのは ”エンジンの出力特性(トルク特性)”です。

皆さんは、高いお金を出してクルマを買う時にこれらの大事なポイントをチェックして買っていますか…?
本当に正しい知識で賢い選択と使い方をしていますか…?