フィラリア(犬糸状虫)が心臓に寄生することで発症する様々な症状をフィラリア症と言います。
フィラリア症が発症するのを防ぐには予防が欠かせません。その方法は定期的に駆虫薬を投与する事です。
蚊が吸血するのを防ぐことは出来ないので(虫よけグッズなどである程度は防げますが)、基本的にはいつ感染したとしても、フィラリアが心臓に到達する前に駆虫薬を投与することでフィラリア症の発症を抑えることが出来ます。
蚊が見られるようになるのが4月から、吸血するようになるのが4月下旬くらいからですので、その1ヶ月程度後の5月中旬から下旬から予防薬の投与を開始いたします。
その後は月に1回投与し、蚊がいなくなって1ヶ月あとの11月中、下旬まで投与を続けます。
最近は温暖化の影響か、11月でも気温が高く蚊の飛翔を認めることもあるので、最後まで忘れずにきっちり予防を続けましょう。