日々のこと
答えが出ない時間を、そのままに。
毎日の中で、早く答えを出さなきゃと焦ってしまうことがよくありました。
私は長年アロマに関わり、薬を扱う仕事もしていますが、
最近ようやく気づいたことがあります。
それは、無理に答えを出そうとせず
「今の状態をそのまま受け入れる」ことの大切さです。
嗅覚反応分析は、香りで今の自分の状態を把握できるツールです。
長年アロマテラピーに関わってきていますが、
嗅覚反応分析を知れば知るほど、本当に、本当に、驚くことばかりでした。
何より嬉しいことは、嗅覚反応分析に出会ってから、
自分の心身の健康を取り戻しつつあるという事です。
アロマ業界が、まるで薬理作用の知識の量を競う、
知識合戦のようになっていることに、少し違和感を抱いていました。
「アロマって、そういうものだったっけ?」と。
登録販売者として医薬品を扱う立場からすると、
もし薬理作用(治療効果)だけを求めるなら、
医薬品を使ったほうが合理的かもしれません。
ですが、嗅覚反応分析は「診断」ではありません。
精油の性質から、心と体のバランスを保とうとする力(ホメオスタシス)の状態を
グラフ化し、「今の自分を客観的に知る」ためのツールです。
「今」は、「このグラフ」なのです。
それは、内観で過去の自分を調べる事にも似ていると思います。
自分の過去を、自分で調べ、
その結果は「今の自分が観る」
「過去の事実」です。
嗅覚反応分析では、分析士によるグラフの分析があり、
内観では、集中内観と日常内観による変化。実感すること…ですが、
その時に、二つに共通する大切なことがあると思うのです。
嗅覚反応分析も内観も、二つに共通して大切なのは、
「答えが出ない状態を、まずはそのまま受け入れる」
ことではないかと思うのです。
心理学の本に、人は受け入れるまでに、
決まった道を辿ると書いてありました。
何段階にも分かれているそうです。
嗅覚反応分析は、通常、ブレンドされた8種類の基準の香りを使い分析していきますが、
簡単にいうと、《好きな香りは、身心が求めている》のです。
そして、
人それぞれ違うこと。
状態によって変わる事。
変わったら、違ってくること。
それでいい、それが普通なのです。
何にでも時間のかかる私が、
もし人より何か多くできたことがあるとすれば、
それは
「できない時間を、より長く過ごしてきた」
ということかもしれません。
答えが出ない時間を、長く過ごしてきた私だからこそ、
今、そう思うのかもしれません。
その、心地よい香りを使って、
よかったことを眺めてみるのはどうでしょう。
少し、
思い出しやすくなるのではないかな…
と思い始めました。
まずは、やってみていこうと思っています。

