２０２０．５．１６より、当店の営業を再開させていただき、約半月を少し過ぎた今現在となりますが、営業再開時に当店で行った感染症対策について、長野県の相談窓口でご意見を伺ったり、お客様の声をお聞きした上で、改めてよく考えてみました。

　営業再開当初は、飛沫対策として客席を仕切るすだれにビニールシートをかけ、無煙ロースターの上部にアクリル板を天井から吊るして設置したり、使用テーブルを限定し、アルコール消毒、従業員のマスク着用、トイレの手拭き紙設置、アルコール消毒剤設置等々、一般的に広くされている対策を参考に当店でも実施してまいりました。

　ただ「当店での」新型コロナの3密対策として、今時点でお客様からのお声や長野県の相談員の方のご意見を参考に改めて考え、今後修正していく点をいくつか考えております。

１、密閉

　当店は全テーブルが無煙ロースターで、実質的に全テーブルに換気扇が付いているような構造となっており、これは一般の飲食店に比べ約6倍の換気量で、店内の空気を約3分半で入れ替える計算になるということで(無煙ロースターの大手「シンポ株式会社」のPR冊子より)、密閉という意味ではかなり開放に近い状態と思われます。お客様がご来店の際は、大容量常時換気での対応をさせていただいております。

2、密接

　当店では、お客様がお食事の際、別のお客様と相席になることはなく、1つのテーブルでまったく知らない方と焼き網を囲むということは、ほとんどないことと思われます。コロナ禍の実態を考えますと、お客様にとっては隣接する別テーブルの方との密接がより気になるのでは思います。

　そこで、席を仕切るためにこれまで使用していた簾風ロールカーテンを、飛沫を通さない遮光タイプのロールスクリーンにすべて変更・設置し、より半個室の仕切りを強化することで別グループのお客様同士での密接が防げるよう今後進めてまいります。

3、密集

　当店のテーブルは、6人掛けのテーブルで、個室1テーブル、半個室３テーブル、２テーブル横並びの半個室が2か所あります。

　この2テーブル横並びの半個室に、別々のお客様が入られることがありますので、テーブルの間を仕切るロールカーテンをすだれタイプから遮光タイプに変更した上で、2テーブル合計で最大8名様までとの人数制限を設けてご案内させていただき、密集を避けられればと考えております。

　人数制限を超えるご来店となってしまった場合には、誠に恐れ入りますが、お待ち頂く場合や、誠に残念ですが、お断りをさせて頂くことがあるかもしれません。

　当店のテーブルの特性に合わせて人数制限を設けることで、密集対策となればと考えております。

　これらの3密対策に加え、従来通りの飲食店での感染症対策を実施して行くことを考えております。

　営業再開時に取り付けたテーブル上部のアクリル板については、長野県の相談員の方から消防の観点で問題があるのではとのご指摘を受けたこと、ご来店のお客様から「直前まで同じ車で一緒に店に来るのにここでだけアクリル板で仕切っても意味ないのでは？」とのご指摘があり、このアクリル板があるとお食事の際、大変邪魔になることから取り外すこととしました。

　また簾にかけたビニールシートも、簾自体を遮光タイプのロールスクリーンへ変更することをもちまして使用終了となります。

　お客様には、安心してご来店頂けますようこれからも努めて参ります。

焼肉ビーフル　店主