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2026 / 09 / 02  12:00

【インタビュー】「なぜか飛鳥にはまってしまった」髙井麻里さんが語る、明日香というおもちゃ箱

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奈良・明日香村。日本人の心の故郷とも称されるこの地に、ひときわ明るい笑い声を響かせる女性がいます。プロガイドとして活躍する髙井麻里さん。兵庫県出身の彼女が、なぜ縁もゆかりもなかったこの村でガイドを行っているのか。歴史だけではない飛鳥の魅力をどう伝え、どう体験してもらうのか。拠点である古民家「森の図書室」で、じっくりと伺いました。

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1. イントロダクション:一枚のチラシから始まった、飛鳥との出会い

記者:
髙井さん、本日はよろしくお願いします。まずは飛鳥との出会いから伺えますか?

髙井さん:
よろしくお願いします!私は兵庫の川西市生まれで、今は奈良の広陵町に住んでます。大阪で出会った夫と恋に落ちて、夫の住む奈良に来たんです。
飛鳥とは、最初から特別な縁があったわけではありません。以前から通訳ガイドをやりたいと思っていたんですが、コロナ禍を経て、「人生、やりたいことを先延ばしにしたらあかんな」と考えるようになりました。
そんな時、たまたま橿原市の図書館で「明日香地域プロガイド研修」というチラシを見つけたんです。「これ、やってみよう」と思って。それがきっかけでした。
夫とは一瞬だけ燃え上がった恋だったんですけど、飛鳥は研修を受けながら、だんだん好きになっていったんですよね(笑)。

記者:
最初から「飛鳥でガイドをしよう」と思っていたわけではなかったんですね。

髙井さん:
そうなんです。研修やガイドの為に明日香を歩くたびに新しい発見がある。新しい人との出会いもある。次から次へといろんなモノがでてくるおもちゃ箱みたいで、「飛鳥って面白いな」と思うようになっていきました。

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2. プロガイドになるまで:やってみて分かったこと

記者:
プロガイドへの道は、かなり大変だったと聞いています。

髙井さん:
はい。予想以上に!座学やフィールドワークに加えて、自分で企画したモニターツアーを2回実施して、最低5人のお客さんに参加してもらわなければならない。実際にお客さんを案内するところまでやるので、すごく勉強になりました。

私、1年目は全力で取り組んだんですけど、不合格だったんです。だから、めちゃくちゃ悔しかった。

でも、研修で一緒だった仲間とのつながりや、飛鳥のボランティアガイドの仲間の応援を無駄にしたくなくて。せっかくここまでやったんだから、もう一度挑戦しようと思いました。2年目に受けて、やっとこさ合格しました。

記者:
認定前から、明日香村商工会とつながりがあったのですか?

髙井さん:
ええ。実は、プロガイド研修をきっかけに仕事を辞めたんです。勢いで辞めたものの、ガイドは個人事業主になるので収入の保証がない。どうしたらよいんだろうと焦って、広陵町の創業塾に参加しました。そうしたら、そこで出会ったコンサルタントの村島先生が、明日香村商工会の下田さんを紹介してくださった。そのご縁で、「観光応援るん」という屋号で明日香村商工会に加入しました。 

記者:
明日香村ではインバウンド向けのツアーにも関わっていたんですよね。

髙井さん:
はい。明日香村商工会のインバウンド向けツアーのお手伝いもさせてもらいました。

雨の日に丘で森林浴をしたり、山頂で朝ごはんを食べたり、生豆からその場で焙煎したコーヒーを淹れたり。そういう体験を外国人のお客さんが楽しんでいるのを見て、「ゲストが楽しむのは、歴史や考古学だけじゃないんだ」と実感したんです。

自然や食も大きな要素だし、何かを知識として教えてもらうより、自分で体験することが楽しい場合もある。そこで、飛鳥の魅力を史跡だけに限るのはもったいないなと思いました。

記者:
明日香村商工会のガイド研修にも参加されたとか。

髙井さん:
はい。商工会のガイド研修で、東北や広島から来られたトップガイドの方たちとお会いできたのも貴重な経験でした。講師のガイドさん達からは、知識を並べるだけではなく、ストーリーとしてつないで伝えることの大切さも教えてもらいました。
それに、拙いガイドだったのに、Kさんをはじめ明日香村商工会の皆さんに、褒めてもらえたのが嬉しかった!お世辞だったかもしれないけど、褒められて伸びるタイプなので。

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3. ガイドの現実と理想:「出稼ぎ」で見える飛鳥

記者:
現在はどのようなスタイルで活動されているんですか?

髙井さん:
明日香村や飛鳥観光協会のお仕事のおかげで、お客様とガイドを大切にしている筋のよい旅行会社と繋がれました。主に、そういう旅行社が紹介してくださった外国人旅行者をご案内するガイドをしています。

正直に言うと、仕事の9割は京都や大阪、奈良市での英語通訳ガイドです。私はこれを勝手に「出稼ぎ」って呼んでます(笑)。

でも、私は人がたくさんいる観光地より、人が少なくて自然が残っている飛鳥で仕事をするほうが、やっぱり心地いいんです。だから、いつか飛鳥でできる仕事をもっと増やしていけたらいいなと思っています。

記者:
飛鳥では、具体的にどんな企画をされているのでしょう。

髙井さん:
ゆっくりとですが、旅行会社が紹介してくれる飛鳥での英語ガイドのお仕事も増えてきました。こういうツアーでは、飛鳥のユニークな事業者さんとつながれるのが嬉しい。自分で企画しているのは日本語のツアーです。この春には、飛鳥で開催された「白狐の宴」にあわせてあえて考古学史跡を歩かない「まち歩きツアー」を催行しました。昔の歴史だけやなくて、「今の飛鳥はどうなん?」「未来はどうなるん?」という視点で大字岡を案内してなかなか好評でした。このツアーは、「白狐の宴」運営委員の方と石舞台テラスでばったり会ったのがきっかけだったんですよ。

夏のサマバケでは高松塚古墳での「トワイライト古墳アドベンチャー」など考古学と自然を掛け合わせた子ども向けのプログラムをやりました。暑かったけど、楽しかった!三年目でやっと一般のお客様に参加していただけたのですが、これも明日香村で出会った方々が応援してくださったおかげなんです。

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4. 森の図書室:飛鳥を暮らしの側から見る

記者:
今日お邪魔しているこの「森の図書室」、本当に素敵な空間ですね。

髙井さん:
ここは「森ある暮らしラボ」という取り組みの一環で、本棚オーナー制度っていうユニークな仕組みがあるんです。月会費を払って本棚のスペースを借りると、自分の好きな本をそこに並べることと、店番、つまり図書係をすることができます。

私がここに出会ったのはオープン直前。ちょうど知り合いがいたので、引き寄せられるように中に入って、この古民家の空気感と、裏庭を流れるせせらぎの音に一目惚れして、その場でオーナーになるって決めました。

記者:
ここが拠点になったことで、何か変化はありましたか?

髙井さん:
ありましたね。森の図書室にいると、個性的な本棚オーナーの方と知り合えたし、飛鳥で暮らしている人たちの話を聞く機会も増えました。

ある日、ここにいたら、前の道を団体ツアーが通りかかったんです。ガイドさんが拡声器を使って説明していて、「止めてー!」って思いました(笑)。静かな狭い道で住居が並んでいて、「ここ普通に人が暮らしている場所やん」って思ったんです。

それまでガイドとして観光地である明日香村を見ていたけど、ここで過ごすようになって、暮らしている人から見た飛鳥も気になるようになりました。

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5. 私のガイド:目の前にあるものから、想像してもらう

記者:
髙井さんのガイドは「面白い」と評判ですが、どんなことを大切にされていますか?

髙井さん:
私、歴史の細かい年号とか人名を覚えるのが大の苦手なんですわ(笑)。それを逆手にとって、史実を一から十まで説明するよりも、今、目の前に見えているものから、かつてここにあったものを想像してもらうことを大切にしています。

お客さんによって、興味も知識も違います。だから、みんなに同じ説明をするんじゃなくて、その人が消化できる量を、できるだけ分かりやすい言葉で伝えるようにしています。長々と語るのも、あまり好きじゃないんです(笑)。

「この石は昔、どんなふうに運ばれたんだろう」「ここにはどんな人がいたんだろう」って、お客さん自身に想像してもらう。そのお手伝いを頑張っています。

そのために、時には自作の「石舞台の石棺運び音頭」を歌ったりもします(笑)。まあ、これは評価が分かれますけど……。

記者:
かなり自由ですね(笑)。

髙井さん:
そうかもしれません(笑)。でも、「勉強になった」と言ってもらうより、「楽しかった!」と言ってもらえるほうが、私はうれしいんです。

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6. 観光をきっかけに、飛鳥を好きになる人が増えたら

記者:
これからの夢や、取り組みたい課題について教えてください。

髙井さん:
自分でストーリーを組み立てた自主企画を、もっとやっていきたいですね。日本人向けのまち歩きや、外国人向けの定番ツアーなど。

でも、悩みがあって。「観光は本当に地元のためになってるのかな?」ということが気になってます。

飛鳥では、高齢化や人口減少で、神社の清掃や祭りの運営など、これまで地域の人たちが担ってきた活動を続けることが少しずつ難しくなっています。

観光で飛鳥を訪れた人が、ただ観光して帰るだけではなく、「飛鳥っていいな」「また来たいな」と思ってくれたらうれしい。そして、飛鳥に惹かれた人の中から、いつか地域の活動を手伝ってくれる人が出てきたら、もっといいなと思っています。

記者:
取り組みたい課題はありますか?

髙井さん:
飛鳥には、食や農、文化、自然など、観光客向けの体験になりそうな「種」がたくさんあります。そういう「種」をもっている人たちとお客さんをつなげるお手伝いがしたい。お客さんにはここでしかできない体験を通して飛鳥を好きになってもらう。体験を提供する人にもちゃんとお金が入り、私もガイドとして仕事になる。お客さんも楽しいし、私たちも楽しい。そんなことが少しずつ増えていったらいいなと思っています。

記者:
最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

髙井さん:
世界遺産に登録されたことだけで盛り上がって終わるのではなく、10年後の飛鳥が、観光を通してもっと元気になっていたらいいなと思っています。

ずっと飛鳥で暮らしている人、飛鳥に移住してきた人、そして飛鳥を外から応援する人。それぞれが好きな飛鳥が、これからも大切に守られていったらうれしいです。

私もその一人として、地域の人たちとお客さんをつないだり、飛鳥にあるいろんな「面白い」を体験してもらったり。自分にできることを、楽しみながらお手伝いしていきたいと思っています。

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【プロフィール】髙井麻里

観光応援るん。全国通訳案内士(英語)、飛鳥地域プロガイド、飛鳥ボランティアガイド。兵庫県出身、奈良県広陵町在住。「森の図書室」本棚オーナー。

京都・奈良・大阪などで外国人観光客を案内する一方、飛鳥では、歴史や文化だけでなく、食、農、自然など、地域にあるさまざまな魅力を体験してもらえるツアーを企画している。

飛鳥を歩きながら、まだ知られていない面白いものを見つけるのが楽しみ。

 

 

2026 / 09 / 01  17:00

大人気商品!!あすかルビーのパウンドケーキ🍓

大人気商品!!あすかルビーのパウンドケーキ🍓

本日は明日香の夢市・1階のお土産コーナーで販売されている「あすかルビーのパウンドケーキ」をご紹介いたします🍓

明日香の夢市は国立飛鳥歴史公園石舞台地区・風舞台の横で営業しております。

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あすかルビーのパウンドケーキはこちらの厨房にてパティシエの手により手作りされております。今回特別に製造の様子を取材させていただきました。

結構なペースで売れているとのことで、毎日フル回転で生産されてます。

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まずは型にクッキングシートを入れます。この後生地作りの作業です。

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生地・バター・卵などの各素材はパティシエが厳選したものを使用しております。 

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生地をしっかり、丁寧にかき混ぜていきます。

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ここからイチゴジャムが投入されます。たっぷり入ります!!

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完成した生地を型に流し込みます。

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この型に流し込む際の入れ具合で、パウンドケーキを切った際のマーブル具合が変わるとのことです。パティシエの腕の見せ所です。

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この後、アーモンドのスライスを乗せていきます。

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そしてオーブンに入れてしばし待つと・・・・完成!

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わ〜!!出来立て美味しそう!!ていうか絶対美味しい!!

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記者、出来立てパウンドケーキの良い香りに大興奮♬

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出来立てのケーキをカットしてくださいました。

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しっかりマーブルですね、美味しそう✨

「あすかルビーのパウンドケーキ」、税込¥1,400-にて好評販売中!明日香の夢市にお越しの際はぜひゲットしてみてくださいね〜🍓

明日香の夢市

【住所】〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄154−3 154−3

【営業時間】10:00〜16:00

 

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