お知らせ
2026-09-13 08:57:00
昨日、お菓子を持ってお客様が来店されました。先日は時計のことで大変お世話になりました。古希を過ぎた私が頭の記憶を手繰り寄せても思い出しません。年の功でいえいえとその場をとり繕いました。時計を見せてもらうと9時の棒字(文字盤で時間を表す表示)がとれてカレンダーのところに入りこんでいます。このままだと針がつかえて時計が止まります。これから奥の院へ行くのでその間に修理してくださいとの事。じっくり時計を見るとセイコーキネテック(AGS)機械式と同様にローターが回転し発電して充電池に電気をためて動かす水晶式時計です。今ではソーラー文字盤が主役になっています。音叉時計など長い間の時計の歴史に残った機械です。修理している途中に思い出しました。前に蓄光塗料が水か熱でガラスの部分までせりあがってそれを取り除き修理した時計でした。時計を取りに来られてお父様の形見の時計であること。最近なくられたの事。東京から車できました。といろいろ会話しました。お父さん思いの息子さんが供養のためか大事な人を失った寂しさをいやすために高野山に
来られたかわかりません。ちょうどもらった線香がありましたのでお父様にお供えくださいと渡しました。突然気持ちが高ぶったのか号泣なされました。
時計が縁で人それぞれの人生に触れることになり清らかな心にふれ感動しました。ちなみに頂いたおかしの名前がそれぞれの秋でした。
