お知らせ

2026-07-22 16:49:00
レアなビンテージ修理

私もこの業界に入って50年経ちますが今年になって4月のシチズンクロノなど珍しい(あまりお目にかからない)時計の修理が入ります。今月もセイコーオートマチッチ21石ダイヤショックと何回もお目にかかったと思われる時計の修理が入りました。ただ文字盤にはインジケーターが付いています。裏蓋を開けてみると見たことのない自動巻き機構が搭載されています。またショック機構の部品もダイヤショックではありません。当店のセイコーのマニュアル(展開図)を調べましたが該当するものがありません。先週の月曜日に3歳年上の時計業界の先輩の店に行き情報がないか聞きました。この先輩は古い書類を保管しパソコンにデータとして整理されている方で助けてもらうことがよくあります。しかしこの時計の資料は見つかりません。インターネットで調べると1950年代にはじめてセイコーが自動巻き機構を搭載した時計だとわかりました。まだマニュアル等発行していない時代の時計でした。ケースは14金張・自動巻きのロータにもルービーの石を使ったかなり手の込んだ時計です。こうなれば少しばらしては写真撮影です。歯車のカナの上下

バネのかかり具合のチェックなど写真10ほど撮って注意書きを書いていくマニュアル作りです。いつもの倍の時間がかかりましたが無事動き出しました。おじいさんの形見の時計だそうで当時かなりいいものを

買われたみたいです。無事お渡しするのが楽しみです。

 

 

 

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