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2015-09-30 17:37:00

◆10月中旬~下旬から診察の順番待ち/予約の方法が変わります

 

時間帯予約と順番待ち予約の2本立てなります。

 

時間帯予約は2か月前から当日まで受診日時を予約できます。

直接来院して窓口で、またはネットから予約していただきます(電話は不可)

 

順番待ち予約は当日のみ、直接窓口で予約していただきます(電話/ネットは不可)

 

(*詳細が決まり次第、追って詳細を院内またはホームページ上に記載いたします。)

 

10月中旬以降にご来院の際は、あらかじめホームページをご確認いただき、ご予約のうえお越しください。

そうでない場合は、待ち時間が長くなることが予想されます。

 

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◆予約方法の変更について(お読みいただかなくても構いません)

 

 

当院では地域のかかりつけ診療所として、地域住民の健康を守ることを社是にしています。そのためには信頼されることはもちろんのこと、受診しやすく相談しやすく「来てよかった、また来よう」と感じていただける環境を構築することが大切と考えています。

それでこそ些細なことから相談に乗れ、相談に乗れるからこそ正しい医療情報を伝えられ、気軽に来ていただけるからこそ予防医学も推進できる。結果的に地域の健康を守ることができると考えています。

 

そのための一つとして待合室を快適にし、特段の用事がなくても待合室は地域に開放されており、待ち時間のストレスもなるべく少なくしようと努力を重ねてきました。

待ち時間に関しては、電子カルテを入力するクラークを配置し、院内あらゆる箇所の電子化を進め、医師は機械の操作に煩わされることなく診察と治療のみに専念できるようにしています。また自分は同僚医師の中でもかなり手際よく(手抜きではありません)診療しています。しかしそれでも午前中などは12時間の待ち時間が生じていました。

 

そこで待ち時間のストレス解消のために、数年前に順番待ちシステムを導入しました。これは窓口やネットで順番待ちの番号が取れ、院内やネットからご自身の予想診察時間が分かるというものです。予想時間が分かるからそれまで院外で待つことができる、その間に他の用事を済ますことができる、具合の悪い方でも家のお布団の中で待つことができるというメリットを想定していました。これで少しでも喜んでいただけると。

 

ところが、その後ネット予約や窓口で順番をとった後に外出される方が過半数となるに従い、このシステムがうまく運用できなくなってきました。

それは順番だけ取って予想時間までにいらっしゃらない方、外出されたまま予想時間までに戻られない方が増えたためです。それらの方が待ち人数としてネットに表示されるため、院外でお待ちの方がまだご自身の時間が来ないと思ってさらに戻っていらっしゃらないという悪循環が生じました。待合室に誰もいないのに待ち時間だけが長く表示されるという事態まで起きることがありました。

 

これは、予想時間までに戻られなかった方を強制的にキャンセルさせていただくか、後の順番に回せば解決したのかもれませんが、唐突にそのような運用に変更しづらかったこと、予想時間にいらっしゃらなかった方にも様々な理由があるであろうこと、予約システムがそのような構成になっていなかったことなどから現実的ではありませんでした。

 

そこでこのたび(概ね10月中旬頃から)時間帯予約と順番待ち予約の併用システムを導入することといたしました。

これは診察時間の概ね7割の時間を日時きっちりお約束して診察する「時間帯予約」に割り振り、残り3割の時間を従来通り院内で順番をお待ちいただく「順番待ち予約」に割り振るものです。

時間帯予約は2か月前から当日まで予約できます。お時間をきっちりお約束する代わりに、時間に間に合わない場合はご自身で変更していただくか当方で自動的にキャンセルさせていただきます。

 

順番待ちの予約は待ち時間が読めない代わりに、難しい予約操作が不要でお時間に余裕があるかたに適します。時間予約よりも早く診察順番が回ってくることもありますし(特に状態のきわめて悪い方など)、逆に時間予約よりも遅いこともありえます。

 

これにより未来の受診日時が決まっている方(例えば毎月血圧でおかかりの方、会社を抜け出して効率的に受診したい方など)は時間帯予約でそのお時間をあらかじめご予約いただき、それまでの時間を有効に使えます。

当日突然受診したくなったかたは窓口で当日の時間帯予約と順番待ちとご都合の良い方を選び、時間帯予約のかたは予約開始時間までいったんご帰宅いただき、順番待ち予約のかたは待合室でお待ちいただきます。

 

なお、時間帯予約はきっちり時間を守る、遅れるとキャンセルする、などと強気の言い分の後で恐縮ですが、例えば心筋梗塞など重症のかたがいらっしゃるとその時点で1時間以上はその他の診療がストップします。そうそうあるわけではありませんが、これはどうしても避けられないのです。時間予約の数を制限し、順番予約の時間帯を緩衝帯として、極力時間を守りたいと決心していますが、このような事情が生じる可能性はご理解ください。

 

この方法がうまくいくか、また新たなる課題が生じるかはやってみないと分からないところもありますが、なるべく多くの人に喜んでいただけるシステムに育てていきたいと思っています。午前中の時間予約が立て込んでいるときは昼休みも返上して診療にあたる覚悟ですので、なにとぞ温かい目で見守ってくださるようお願いいたします。