錦絵 ~PHOTO~ 

131219 新着
2013-12-08 18:13:06
蒔糊訪問着

友禅の人間国宝・森口華弘さんのお弟子さんで
京友禅作家「坂井修」さんの「紅葉」という題のお着物です。

 

蒔糊(まきのり)というのは、薄く延ばし天日乾燥させた糊を細かく砕き
蒔絵のように生地に巻いて防染する、友禅染めの手法だそうです。

 

高い技術の必要な蒔糊の手法を全体に施した大変に手間の掛かった
柄となっています。

2013-12-19 01:21:02
蒔糊クローズアップ

糊で防染された部分が粉雪のように白く浮き立っています。

2013-12-08 18:14:53
松煙諸紙布

紙布(しふ)は横糸に和紙を使った織り物ですが、
諸紙布(もろしふ)と呼ばれるものは縦糸横糸ともに和紙を使います。

 

手漉き和紙を細く切り一本一本手仕事で撚りを掛けて糸にします。
黒い部分は「松煙(松を燃やした煤)」を使って染め上げたもの
白い部分は未晒しです。

 

この太く一様でない糸は機械で織ることはできません。
全て手作業で織り上げています。

2013-12-19 01:53:28
松煙諸紙布 クローズアップ

糸の風合い、未晒しと松煙染めの調和、伝わるでしょうか?

2013-12-19 01:54:06
松煙諸紙布 作家さんの言葉

くる満屋昭英さんご本人の言葉による説明です。

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