ブログ
2024-02-10 17:38:00
2024年問題
富山県立山町の社会保険労務士 野 博幸です。
新聞報道によると、富山地方鉄道は富山ー金沢間の高速バス路線を3月15日で廃止するそうです。
今年の春から、自動車運転者の方々を対象にして「時間外労働時間の上限規制」が始まります。
これは、ドライバーの労働条件改善を目的としたもので、内容を見ると
・年間の時間外労働時間に上限を設定する
・会社がドライバーを拘束できる時間が短くなる
・勤務終了から翌日の勤務開始までの時間をこれまでより長く確保すること
このようなことが書かれています。
ただでさえ、ドライバーの数は慢性的に不足した状態が続いていますが
これまでと同じ量の仕事をこなすのに、より多くのドライバーが必要になるということです。
これはバスドライバーに限った話ではなく、トラックやタクシーのドライバーについても同様で
いままでと同じように人や物を運ぶことができなくなることを「2024年問題」と言っています。
・これまで可能であった人の移動がしにくくなった
⇒車を持たない「交通弱者」といわれるお年寄りなどの生活はどうなるのか
・これまで届いていた品物が遅れて届くようになった
⇒生活必需品や命に関わる薬などはより影響大
こんなことが日本のあちこちで起こることが心配されています。
この問題を乗り越えていくには解決しなければならない問題が山積していて、社会全体の理解が必要です。
より多くの方々が関心を持ってくださることを強く望んでいます。