ごあいさつ

日記

2022-12-02 08:46:00

バイク事故のその後。

66歳という年齢は身体機能の回復が極めて遅いようだと感じる今日この頃です。本日で事故後1週間経ちますが、全身打撲については、まだまだという感じですが擦過傷は勝手に治っていくという感じですが、傷パワーパッドというバンドエイドが結構効果的であることを知りました。

事故当日、私は救急車に生まれた初めて乗りました。乗りたくはなかったのですが、私の顔面からの流血を見て、どなたか親切な方が直ぐに手配してくださったとのことでした。幸いにもヘルメットでで頭は守られていたので意識はありました。搬送先で全身のチェックが済むと、午後の診療のことが突然気になりました。

最近、洗脳という言葉がキーワードみたいになっておりますが、私は父が厳しい人で、休むということが許されない環境で育ってきました。学校も小学校4年の時に休んだのを最後に、高校を卒業するまで休んだことなないと記憶してます。というより休ませてはもらえなかったというのが事実に近いかもしれません。

こういった環境の中で自然と私に入ってきたことは、大方の病気や怪我は根性で乗り越えることができるという考え方でした。

洗脳とは恐ろしいもので、救急搬送された病院から歩くこともままならない状態の者が、タクシーで午後の仕事に向かうという、自分でもちょっとおかしいのではないかと、実際はやや遅れはしましたが、何とか診療は無事にやり遂げたわけですが、その後今までの経過を自分なりに考えてみると、どうやら洗脳が薄れてきているように感じています。辛い時、気分が塞いでいるときは自分は休んでも良い、それは悪いことではないと、考えられるようになってきました。

良い兆候であると思うのでしたが、しかし本日のサッカーの結果を見ると、甘いこと言ってる場合ではないと考えさせられるのでした。いったい人は何歳にして惑わずという境地に達するのでしょうか、どなたか教えてください。

2022-11-15 08:09:00

難病の告知について。そして焼酎の話を少々。

動物ではなく人の話ですが、先日友人が肺に見つかった腫瘍の再検査をするということで、癌かもしれないと相当心配していたのだけれど、結果問題がないという診断で喜んでいましたが、一昔前なら、単純に喜ばないで、色々と疑ってたかもしれません。というのも癌になった場合は本人に告知することが必ずしも一般的ではなかったからです。その背景には、医療が完全に癌という病に勝てなかったからということ、また患者様に与える精神面でのショックが余命に影響を与えるだろうということがあったからでしょう。

しかし現在はよほどの理由がない限りは本人に告知することが一般的なようです。つまり医療が進んで、癌に対して戦う戦力が揃ってきたということです。戦力が揃ってきたのは大変良いことなのですが、どうしてもそこには悲しい現実が待っています。個人名をだすことはできませんが、元首相の仮にMと呼びますが、彼が癌になったとき、もはや悪運も尽きたかと皆が思っていたそんな時、とんでもなく素晴らしい抗癌剤が登場したわけです。Mが助かったことが無論悲しい現実ではございません、ただし多少残念ではありましたが、新薬とは場合によっては、その開発費からとんでもなく高価となってしまうこともあるのです。先の例でも、報道によると月に数百万もの費用がかかったとのことでした。当初は保険も利きませんでしたから、Mでなく私だったら、もはやこれまでといったところだったと考えると、つまりそこが悲しい現実、全ての人々に平等に医療が提供されるわけではないという現実が立ちはだかるわけです。

話は突然変わりますが、私は下戸です。アルコールはほぼ飲みませんが、日本酒や焼酎は、味としては興味深いものがあります。先日武蔵新城の菜の郷というお店,私がよくランチに行くところですが、由希子先生と夜食事に行きました。彼女はアルコールが強いので焼酎を飲んだのですが、なかなか珍しい森伊蔵、しかもリーズナブル、私も味見させてもらいましたが、これが幻とされている理由がよくわかりました。あっさりしている割には芳醇な味わい、ワインのような口当たりでフルーティー、喉越しも爽やかで、香りも心地よいってな感じでしょうか。次回は焼酎界の3M、村尾を飲みたいと思ってます。その次は100年の孤独、これは何とも意味深な名前で気になっております。このお店、本当は混んでほしくはないのですが、つぶれると困るので、皆様ぜひ行ってください。大将1人でやっていますが、料理が真面目で好感が持てます。種類は少ないものの、どれを頼んでも安くてうまいです。

2022-11-12 15:02:00

早速、歯科の御相談の方々が何件か来られました。

私の拙い作文をご覧の方々が居てくださるようで、早速本日、土曜日ということですので、歯科の外来がございました。私が脇で診療を見ていると、専門医で勉強してきたからか、診方もとてもスマートな感じがします。四方先生は私よりも優しい性格なので、動物も警戒心は少ないことでしょう。大事なことです。

今は診察だけですが、3月からは本格的な治療もできるようになるのでご期待ください。

2022-11-11 08:16:00

新任獣医師、四方先生と仕事をする。

来年2月までは土曜日だけの診療です。先週初めて一緒に仕事をしました。すでに10年以上のキャリアーがあるので、安心して任せられるように感じました。3月からはフルで参加しますので、私や由希子先生が不在の時でもクリニックは安泰ということになりそうです。私の大学の同級生の40人ですでに旅立ってしまったのが2人おります。両方とも病死です。という現実を考えると私もクリニックの将来を、しかも近い将来を考えて、やるべきことはさっさと済ましてしまえと考えて、新しい機械類の導入を決定しました。四方先生が歯科が得意であるという特徴を最大限に活かしきれるように歯科関係の機械類をまずは導入するつもりです。ここは腹をくくって、歯科専門病院レベルの機械類を入れようと、金もないのに考えております。長年集めてきた趣味の古美術品や大型バイクも無くなっていくのだろうな・・・ ・・・、どうせあの世ではいらないものばかりですから。

2022-11-10 09:39:00

久しぶりに映画館に行きました。

日曜日に東中野のポレポレ東中野という小さな映画館で上映されている、たまねこ・たまびと、という記録映画をみてきました。私の顔見知りの人や猫たちが出演していたので楽しく観賞させていただきました。

内容はかいつまんで言うと、多摩川に人が捨てた猫達を、ホームレスの方々が暖かく家族として迎え入れて可愛がってくださっている、そんな家族を丸ごと支ている人々のドキュメンタリー映画です。

地域猫達に食事を与えているボランティアは最近増えましたが、我々の目と鼻の先、多摩川の現実を見ると、悲しくもあり切なくもあり、かといって、支援し続ける人々の姿を見ると、嬉しくもあり、勇気づけられた気がしてくる不思議な映画でした。

是非皆様にもご覧いただきたい作品でした。

1 2 3