ごあいさつ

日記

2022-11-15 08:09:00

難病の告知について。そして焼酎の話を少々。

動物ではなく人の話ですが、先日友人が肺に見つかった腫瘍の再検査をするということで、癌かもしれないと相当心配していたのだけれど、結果問題がないという診断で喜んでいましたが、一昔前なら、単純に喜ばないで、色々と疑ってたかもしれません。というのも癌になった場合は本人に告知することが必ずしも一般的ではなかったからです。その背景には、医療が完全に癌という病に勝てなかったからということ、また患者様に与える精神面でのショックが余命に影響を与えるだろうということがあったからでしょう。

しかし現在はよほどの理由がない限りは本人に告知することが一般的なようです。つまり医療が進んで、癌に対して戦う戦力が揃ってきたということです。戦力が揃ってきたのは大変良いことなのですが、どうしてもそこには悲しい現実が待っています。個人名をだすことはできませんが、元首相の仮にMと呼びますが、彼が癌になったとき、もはや悪運も尽きたかと皆が思っていたそんな時、とんでもなく素晴らしい抗癌剤が登場したわけです。Mが助かったことが無論悲しい現実ではございません、ただし多少残念ではありましたが、新薬とは場合によっては、その開発費からとんでもなく高価となってしまうこともあるのです。先の例でも、報道によると月に数百万もの費用がかかったとのことでした。当初は保険も利きませんでしたから、Mでなく私だったら、もはやこれまでといったところだったと考えると、つまりそこが悲しい現実、全ての人々に平等に医療が提供されるわけではないという現実が立ちはだかるわけです。

話は突然変わりますが、私は下戸です。アルコールはほぼ飲みませんが、日本酒や焼酎は、味としては興味深いものがあります。先日武蔵新城の菜の郷というお店,私がよくランチに行くところですが、由希子先生と夜食事に行きました。彼女はアルコールが強いので焼酎を飲んだのですが、なかなか珍しい森伊蔵、しかもリーズナブル、私も味見させてもらいましたが、これが幻とされている理由がよくわかりました。あっさりしている割には芳醇な味わい、ワインのような口当たりでフルーティー、喉越しも爽やかで、香りも心地よいってな感じでしょうか。次回は焼酎界の3M、村尾を飲みたいと思ってます。その次は100年の孤独、これは何とも意味深な名前で気になっております。このお店、本当は混んでほしくはないのですが、つぶれると困るので、皆様ぜひ行ってください。大将1人でやっていますが、料理が真面目で好感が持てます。種類は少ないものの、どれを頼んでも安くてうまいです。