日記
2年前から大腿部からふくらはぎが痛い(男性.85歳)
上記の主訴で二年前から毎週かかさず整形外科に通院しているが改善なしでいよいよ歩けなくなってきた。と来院しました。
MRI検査では異常なく、毎週、注射、温熱療法、マッサージ、リハビリ(バイク)をする。処方は痛み止め内服、塗り薬。
痛みは朝が一番つらい。間欠性跛行あり(途中座って休まないと歩けない)
【経過・二回目】初回治療後にだるさと痛みが出たが今まで前かがみで歩いていたのが一回の治療でまっすぐ歩けるようになった。
整形外科受診時に理学療法士の歩行チェックで「今日はまっすぐ歩けているけど何かした?」と聞かれた。
【三回目】主訴の痛みより、一カ月前にぶつけた膝の痛みのほうが気になり始めた。(整形外科で注射しているがどんどん痛くなっている。)
【四回目】今までは100m歩いたら座って休んでい居たが、数百メートル休まず歩けるようになった。改善していると喜んでいました。
やはり膝の痛みが今一番つらい、立ち上がりで痛いどころか触るのも痛いし眠れないので膝の治療も開始。
【五回目】治療+自宅で膝を温めるようにしたら痛みを気にせずよく眠れた!
【六回目】整形外科での膝の注射は断っている、温めて良くなっている。膝を床に着けるようになった。朝スッと起き上がれてズボンを立って履けるようになった。
理学療法士から「ずいぶん筋肉がやわらかくなりましたね。」と言われた。
【ここまでの総括】大腿からふくらはぎの痛みは、気候やその日の体調によって 前進後退があるものの、鍼灸を始めてからあきらかに改善していると本人もおっし ゃっていました。
真面目に治療継続中。
湿(邪)にご用心。
私たちは生きている限り、外的要因にさらされて不快な症状に悩まされます。
梅雨時の今は『 湿邪 』です。
湿気の邪気、「湿邪」に犯されると、「水滞」という状態になります。水滞は文字通り不要な水分が体内に停滞した状態で、その停滞する部位により症状が変わります。その部位は、私達が元々もっている虚弱な部分や、普段の生活において負担をかけているところに現れます。
湿が上焦(身体の上方)に滞れば、
口が粘り、頭重感やめまいが起こります。
中焦(身体の真ん中)に滞れば、
食欲減退、腹部膨満、悪心嘔吐がみられます。
湿が下焦(身体の下方)に滞れば、
下痢、下肢の浮腫、帯下過多などがみられます。
湿が皮膚や筋肉に滞れば、体が重くだるくなります。
関節に滞ると関節が痛み腫れます。
外因をコントロールすることはなかなか難しいので、
生活習慣で体の中に湿を溜めない予防策を取りましょう。
冷たいもの、水分は摂りすぎ注意です。特に外が暑くなってくると冷たいものを欲してしまいますが、冷たいものや過剰な水分は胃腸機能を低下させてしまいます。辛いものを少し摂り、運動、入浴などで汗をかいて余分な水分を発散するようにしましょう。
鍼灸で自律神経を整えるのもおすすめです。
下剤を飲んでも便がでないケース
タイトル通り、1日3回の下剤服用でも出ないので、さらにセンナ(番瀉葉)を服用しているけどすっきり出ないという患者様。
*小噺*行くのに迷う接骨院か鍼灸院
肩が痛い、腰を痛めたというときどこへ行きますか?今回は町でよく見かける接骨院と鍼灸院。
それぞれが得意とする分野があります。自分の症状はどっちへ行ったらいいのかわからないという方は参考になさってください。
◎接骨院は柔道整復師という国家資格をもつ先生が施術を行います。治療としては筋肉や外傷へのアプローチをします。(打撲、捻挫、脱臼などの急性の損傷)
こちらは、西洋医学の考え方で“病気を診る”治療をします。
◎鍼灸院では鍼灸師という国家資格をもつ先生が施術を行います。治療は内臓や自律神経へのアプローチを“病人を診る”東洋医学の考え方で治療します。
西洋医学の考え方は、主訴(痛みなど)があればそこのみに視点を当てて治療をしていきますが、
東洋医学の考え方は、痛みの箇所だけをみるのではなく、身体全体を診て治療をします。
西洋医学の治療でなかなか改善しない、肩こりがひどい、いつも腰が痛い、疲れが抜けない等は慢性期の症状で東洋医学がおすすめです。
また近年では未病予防にも注目されています。未病をいかに治療するかで、ほとんどの人は大病にならずに生涯を全うできるはずです。
お悩みの方は是非鍼灸治療をお試しください。
