日記
2023-05-29 09:12:00
下剤を飲んでも便がでないケース
タイトル通り、1日3回の下剤服用でも出ないので、さらにセンナ(番瀉葉)を服用しているけどすっきり出ないという患者様。
腹部は冷たく膨満(虚満)で少し押圧するだけで顔を歪めるほど痛がります。
下剤の一部やセンナは一時的には腸の運動を高め排便させる反面、毎日服用していると胃腸を冷やします。胃腸が冷えると腸の運動が弱まり便が出にくくなります。これが下剤を手放せなくなる理由の一つなのかもしれませんね。
さて、治療法としては刺鍼後温めて十分に補ってから、一部を瀉法で下しました。治療中はお腹がグルグルとよく鳴っていました。
膨満していた腹部は柔らかくなり押圧しても痛くないとのこと。
お野菜が好きな方ですが、生野菜は胃腸を冷やすから食べないように伝えました、最近トマトが好きでよく食べていたと。夏野菜は胃腸を冷やしますので注意しましょう。
2日後にお会いした時に排便があったよ!とご報告がありました。
筋肉が年齢と共に衰えるのと同じで内臓も同じです。
長年の便秘にお悩みの方は、
○食事量が減って便の嵩がない
○胃腸が弱り便を押し出す力がない
○下剤が体質にあっていなくて胃腸が冷えている。
などが考えられます。温めて下すという方法もあることを頭の片隅に置いてもらえればと思います。