一言法話

2021-02-02 00:00:00

9.命穀供養

 

今年は今日(22日)が節分、明日(23日)が立春となります。例年は2月3日が節分、立春が24日ですが、今年はなぜか1日ずれました。(なぜそうなるのか興味のある方は国立天文台のサイト等でお調べください)。ちなみに節分が22日になるのは明治30年(1897)以来124年ぶりとのことです。

日光院では例年の立春の日、24日に星祭りを行っています。今年もいつも通り24日午後2時より執り行います。真言宗では節分、立春の頃に当り星(九曜星)に供養して次の立春までの一年間の除災招福を祈念する法要を「星祭り」といいます。
日光院の星祭りはお参りいただいた方それぞれに「命穀供養」をしていただいております。「命穀供養」とは、それぞれの当たり星(九曜星)に命穀(大豆、粟、稲、麦、胡麻、小豆のうちのいずれか)を供養して除災招福を祈念することです。どの穀物を供養するのかは、その方の生まれ年(本命星)より決まります。本命星はあの有名な北斗七星のいずれかの星に配置されます。生まれ年の干支からご自身の命穀を下記の表でご確認ください。命穀を供養する星がご自身の九曜星になります。ご自身の九曜星は前回の一言法話(星祭り)をご覧になりご確認ください。

少しわかりづらいかと思いますが、2月4日当日に、ご自身の命穀、九曜星が何にあたるのか、ご供養の仕方等詳しくご説明いたしますので、どうぞ除災招福を当院にて一緒に祈念いたしましょう。