個別指導と集団授業の違い
個別授業と集団授業の違いについて書いていきます。
最初に塾を選ぶうえで重要な部分となってきます、集団授業と個別授業を書いた上で自身の塾も比較して書いていこうと思います。
自身で経験した集団塾、個別指導塾、また、様々な塾を見学していた経験からとなります。
●個別指導塾に向いている子・メリット・デメリット。
向いている子。
・家で何を勉強していいかわからない、自分が今何を知って知らないか把握していない。
・復習をしたい・苦手な場所が多いので直したい。
・わからない箇所は質問したい(個別指導塾の特徴となります)
・受験する場所等の相談もしたい(一人一人相談ができます)
個別指導塾のメリット
・カリキュラムがオーダーメイドなので一人一人に合わせられる。
・生徒一人一人を見てくれる。
・時期がいつからでも入会しやすい(集団はカリキュラムが決まっているので途中から入ると内容についていけるかどうか難しいです)
・質問が出来る空間がある。
デメリット
・先生が変わることが多い事が多い、指導経験はバラバラである
・オーダーメイドなので料金が不明瞭、高くついてしまうことがある。
・教室によっては広いのでうるさい場合がある。
●集団塾に向いている子・メリット・デメリット
向いている子
・家で毎日復習、予習が出来ている子(1,2時間は勉強が出来ている子)
・学校の授業内容を理解しており、先へと進みたい生徒。
・学校のテストでクラス上位をキープしている生徒。
なぜかといいますと、集団授業の場合ですとカリキュラム・指導計画が固定されているからです。
メリット
・カリキュラム、指導方針が年間で決まっているのでその通りに終わる。
・同じ目標の生徒さんが多いので切磋琢磨できる。
・指導する方も経験を積んでいる方が多い。
・受験の情報、材料が比較的に多い。(例えば塾内模試があったり、過去問も各学校全国並の量を揃えていたり)
デメリット
・質問は基本的にできない(終わってから出来るが、聞く生徒さんも多いので時間、質問量は限られる)
・途中から入学した場合、授業内容についていけない時もある。
・提出物などを出さないと置いていかれることもある(解説が中心なため)
以上のようになります。
表にしてあらわすのであれば
個別指導塾 | 集団塾 | |
指導形態 | 先生一人に対し生徒1人~10人以下(3名~6名が多い) | 10人以上 |
料金面 | 集団に比べると高い所が多い | 多人数を見るので比較的に安い所が多い |
カリキュラム | 一人一人に合わせた授業展開 | 指導方針・内容は年間で決まっている |
指導講師 | 変わることが多く、大学生も多いため指導にバラつきが出る | 経験を積んでいる方が多い |
質問のしやすさ | 質問しやすい | 質問は授業後出来る場所もある※質問量、時間はほぼ決まっている |
向いている生徒さん | 勉強のやりかたを知りたい・復習したい・質問しながら勉強したい | 勉強のやり方を知っている・家でも勉強を常に行っている |
全部が全部当てはまるとは限らないので参考程度にしていただければと思います。
一人一人性格、個性は違いますので自分にあったやり方、勉強をしていて楽しい・学びたいと思える感覚がきっかけとしては大事ではないかと思います。
当塾の場合は個別・集団のデメリットに着目し指導を行う方針を立てています。
当然、メリットの部分は行う前提です。
集団塾のように更に授業を進めたい、という生徒さんには授業もどんどん進めていきます。
その際目標も設定いたします(例:漢検、英検、数検、志望校受験など)
自身が個別を選んだのも、性格上一人一人をしっかり丁寧に見たいという気持ちが強かったからです。