ジャッキッキーズ(ブログ)
初めての落語家さん
南森町のワーズカフェに着席して、しばらくして真横の壁を見ると
「わっ!雀々師匠」
初めて生の落語を聴いたのは、高校一年生の時に母親に誘われて行った
吹田メイシアター「枝雀一門会」。
ギリギリにチケットを買ったのか、最前列の一番右端でした。
枝雀師匠をはじめ何人か出てはったのですが、強烈に印象に残っているのが
雀々師匠の「動物園」。これしか覚えていません。
それから大学生の時、テレビ番組「枝雀寄席」で見た雀々師匠の「がまの油」。
テレビで涙流して笑ったのは初めてかもしれません。
この録画で台詞を覚えて、ハンドボール同好会の宴席でやりました。
(これが本当の初舞台かも)
この世界に入ってからは、よく余興に連れて行ってくれはりました。
私の車でご自宅までお迎えにあがり、淡路島、関ヶ原、岐阜などなど。
助手席の雀々師匠は、舞台と少し違って穏やかで、
当時大人しかった私の話もいろいろと聞いてくれはりました。
落語『遊山船』から引用して「師匠、人間上見たらキリない、下見て暮らせですよね」と言うと、
師匠はしみじみと「いや、雀喜。人間上見て暮らさなあかんで」と言いはりました。
この一言で幼少時代のご苦労を垣間見た気がしました。
上京しはってからは、ほとんどお会いすることがなかったです。
7年前に「神戸もとまち寄席 恋雅亭」でご一緒したぐらい。
ところが先月10月23日に繁昌亭前でお見かけしました。
ご挨拶しようと思いましたが、他の噺家さんと喋ってはったので、お声がけしませんでした。
その3日後に休養発表。あれが最後のお姿でした。
ワーズカフェの壁、30センチの距離で雀々師匠の写真と向き合い、
「おい、雀喜~。お前もなんか言うてくれや~」と言われているような気がして、ここに記しました。
第74回 客寄席パンダ
写真は鳥取県へ仕事に行った帰りです。
ミックスはなかったので、「もち麦」を食べましたよ。
ご予約はこちらから↓↓↓
https://r.goope.jp/marumarupanda/reservation/event/detail/26865
ジャッキー7
摂津市の私の鍛錬の会です。
かれこれ25年やっています。
今日の前座の笑福亭呂翔君が26才というからびっくりです。
この落語会のしんどいのは鳴り物運び。
車に積んでおくのは太鼓の皮に悪影響を及ぼすので、家で保管しています。
現在は5分ほど離れた駐車場に車を取りに行き、アパートの下に付けて、
3階の部屋から4往復ぐらいしています。
今日のような真夏はかなり体力を奪われます。
そしていつも思うのです。
「こんなこといつまで続けられるんやろう」
ある種、このために筋トレしているようなものです。
鳴り物が常備されている繁昌亭とかなら楽なんでしょうけど、
師匠の出身地である摂津市には恩義があります。
当初の会場だった正雀市民ルームは師匠の義理のお兄さんの紹介ですし。
鳴り物をもうワンセット購入して、会場に置いとけるぐらいにならなあきませんねんね。
歌で当てます。そっちかい!