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2026-01-09 08:00:00

「プロが必ず行う、塗装工事前の“事前調査”とは」

塗装工事でも事前調査が必要な理由

― アスベストに関する見落としと勘違いを防ぐために ―

「塗装工事だからアスベストは関係ない」

この考え方は、現在の法令では通用しません。

 

アスベスト(石綿)の事前調査は、

解体工事だけでなく、改修・塗装工事でも作業内容によって必須となります。

重要なのは、

👉 どんな作業を行うか

👉 既存の建材に影響を与えるか

という点です。

【よくある勘違い①】

「解体工事じゃないから調査はいらない」

事前調査の対象は、

建材を壊す・削る・撤去する・劣化させる可能性がある工事です。

塗装工事であっても、

「塗るだけ」では済まない工程が含まれる場合、

調査は必要になります。

【よくある勘違い②】

シーリング打ち替えは対象外だと思っている

シーリング打ち替え工事では、

既存シーリングを撤去する際に、

  • カッターや工具が外壁に触れる
  • 目地周辺の外壁サイディングに傷が入る
  • 表面が欠ける、削れる

といった状況が起こり得ます。

外壁が石綿含有建材のサイディングである場合、

その損傷により

👉 石綿繊維が飛散するおそれがあります。

目的はシーリング撤去であっても、

結果として建材を損傷させる可能性がある以上、

アスベスト対策の対象となります。

【よくある勘違い③】

高圧洗浄は“掃除”だから関係ない

高圧洗浄も、工法によって判断が分かれます。

  • 汚れを落とす程度の低圧洗浄
    → 対象外となる場合あり
  • 旧塗膜や下地を削り落とす強い洗浄
    → 建材を劣化・破壊する行為と判断され
    → 事前調査・報告対象となる可能性あり

「水だけだから安全」という認識は誤りです。

【よくある勘違い④】

調査と報告は同じものだと思っている

事前調査は原則必須ですが、

行政への報告は

作業内容・工法・作業レベルによって要否が異なります。

大切なのは、

自分の工事がどこに該当するかを正しく判断することです。

本当に安心できる塗装工事とは

安心できる塗装工事とは、

見た目をきれいにするだけの工事ではありません。

  • 工事内容を正しく把握する
  • 必要な事前調査を行う
  • 該当する場合は適切に報告する
  • 法令を守って施工する

これが、

施主様の健康・建物・事業者自身を守る工事です。

まとめ

✔️ 塗装工事でも事前調査が必要なケースはある

✔️ シーリング打ち替えでは外壁建材への損傷に注意

✔️ 高圧洗浄の方法次第で調査・報告対象になる

「知らなかった」は通用しない時代。見えない部分にこそ、責任と配慮を。

 

それが、信頼される塗装工事の基本です。

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