ヒプノセラピストのブログ(日記)

2023-01-28 23:14:00

催眠臨床家の講義

大学院の教授の催眠臨床療法の講座に出席しました。

世界催眠学会に「世界の8人の臨床催眠家」として招聘された大学教授が退官されることになり祈念講演会(いわゆる最終授業)があり受講してきました。

多くの大学の教授や講師が遠方から泊りがけでお越しになり、また大学院生も参加されていました。

講義は10代の頃に古典的な催眠療法を学んだお話から。
そして臨床催眠の包括的な内容から、深いメソッドまで、、、ヒプノセラピスト(催眠療法士)としても興味深く、私が普段行っている臨床の方向性や考え方は間違いではない(ほぼ同じ)と確信できました。

私はここ最近、医療機関や当所でも認知を歪みに気づくためのある手法を取り入れていたのですが、その可能性にも触れておられました。
具体的な技法は違いますが。

DIDへの失敗事例からの変更など、納得の方法です。

そして、なんとポリベーガル理論のことにも触れており、現在の臨床家にとっては必須ではないだろうかという感じがしています。
ポリベーガル理論(多層迷走神経理論)は私が2012年にTRE(トラウマ解放エクササイズ)を学んだときに初めて触れており、その後、SE(ソマティック エクスペリエンス)の学びのプロセスでより理解が深まりました。

フラクタルの話も含めて多層的でマトリックスしている奥深い深層の意識と催眠療法の可能性、、、

最後に花束が渡され、、、、教授のお人柄がにじみ出て今日は感動の良い学びなりました。

さっそく明日のセッションから応用していきます。

長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

写真はイメージです
日本催眠学会 21 会場.JPG