ヒプノセラピストのブログ(日記)

2023-01-08 13:26:00

精神分析的アプローチをヒプノセラピー、インナーチャイルドの癒しに活かす

私は本格的な(難しすぎてついていけない)精神分析を学んだことはないのですが、精神分析的アプローチをヒプノセラピーやインナーチャイルドの癒しに活かすために精神分析“的”なセミナーには度々参加しています。

いわゆるええとこ取りです。(爆笑)
ジョークはさておき(?)

今回も臨床に活かす精神分析的アプローチを新たな視点で学びました。

新たな視点というのは現代社会における不適応、いわゆる生きづらさを多角的に観ることでした。

従前は親子など1対1の愛着の弱さを対象としていましたが、今日的には発達障がいと虐待の後遺症などによる現世、現実世界とのつながりで起きてくると想定される自我の弱さの中では何が起きているのか。

また自我は弱くない病態水準でいう神経症レベル・抑圧中心の防衛機制との違いなどを中心に学びました。

主体的に生きるということは、自己を知るということが大切です。
そのために必要なのは、、、
・無意識(潜在意識)の意識化(顕在化)による自我強化
・モーニングワーク(悲哀の仕事)といわれる儀式 諦念(あきらめ)の仕事
などが必要になってきます

開業領域では極端な自我脆弱な方はいらっしゃらないのですが、心療内科・精神科領域はそうではありません。
より患者理解とセッションの見立てに役立てると思いました。


ライトウインド ヒプノセラピースクール

 

写真はヒプノセラピーの練習会風景

ヒプノ実習風景2 20170224