お知らせ

2016-02-02 07:37:00

 今夜は玉の緒祭~石上神宮~

ありがたく...妻と参列させていただきます。

 

節分前夜に行われる祭り。午後5時30分より、拝殿で斎行されます。宮司以下神職は、神前に面し、正面に宮司、以下神職が右横一列に座ります。まず、修祓を行い、神饌・玉の緒・柳筥(やないばこ)(神事用具)・著鈴(ちゃくれいの)榊・神職・参列者の順にて祓います。神饌は事前に高杯(たかつき)3台に供えられています。他に高杯7台に、氏子崇敬者の姓名・年齢を記した御守「玉の緒」も供えられます。
祝詞奏上後、招魂の儀が行われます。この神業(かみわざ)も鎮魂祭と同じですが、結ぶのは玉の緒でなく、麻苧(あさお)を淡路結(あわじむすび)に結び、3度繰り返されます。次に、禰宜が「十代物袋(としろものぶくろ)」と墨書された紙袋を取り付けた著鈴榊で、神前に供えられた玉の緒と参列者一同を祓います。続いて、宮司が神前に進み拝礼、神職以下参列者一同も宮司に合わせて拝礼します。
次に、宮司が神前の「玉の緒」一体を禰宜に授けます。以下は鎮魂祭に同じで、午後6時30分過ぎに終了します。
11月22日斎行の鎮魂祭は、天皇のための祭祀として意義付けられ、広く国民のための鎮魂祭として、冬から春へと季節のうつりかわる前夜に、玉の緒祭と名付け、斎行されるようになりました。
予め申し込まれた氏子・崇敬者の姓名・年齢を記した御守「玉の緒」約2万体を、お祭りが終われば頒布します。
この御守は、その人の1年間の息災長寿・開運厄除の御守として大切に祀られます。

玉の緒祭