お知らせ      学長の本棚

2025/10/12

一日の終わりの詩集

一日の終わりの詩集

言葉にできない感情は、
じっと抱いてゆく、
魂を温めるように。

「一日の終わりの詩集」
 長田弘

ど真ん中。

2025/10/12

鬼の子

鬼の子

ある日、この町にツノのある子が来た。
小さな体いっぱいにさみしさを背負って、その子は賑やかなグラウンドを見ていた。
「大好きな人が増えるたび僕の力になっていく。だから今度は僕がみんなの力になりたいんだ。」
オニくんが一歩踏み出すごとに、世界は温かくまわりだす。

家出してきたツノのある子、オニくんとその家族の物語。
鬼ってだけで怖がられていっつも一人。

「ひとりじゃできないことをやってみたいです。」
とオニくんはみんなと普通の小学校に通い、野球を習っていく。
最初はツノを帽子で隠して、オニであることを隠していたオニくん。ある時から帽子をかぶるのをやめ、ありのままの自分で生きていこうと決める。
そんなオニくんと暮らすうちに、みんなの世界も変わっていく。

人の気持ちが分かるってこと。
自分が自分であり続けること。
とても大事なこと。

2025/10/12

+1cm

+1cm

"大事なことほど"

生まれたばかりの子どもに話しかける
ママの赤ちゃん言葉からは愛が。
ぶっきらぼうに渡されたけれどキレイに
ラッピングされた父の日の祝いからは感謝が。
目が合えば笑ってくれる
親友の顔からは友情が。
こぶしを握りしめて立ち上がる
誰かの姿からは勇気と希望が。
ヘーゲルの難解な『精神現象学』より
サン・テグジュペリのおとぎ話『星の王子さま』のほうが
ときに私たちに多くのことを教えてくれるように
大事な思いほど
伝えるのに小難しい言葉は
必要ない。

プラス1cmのいろんなこと。
クリエイティブなことばの魔法。
時々引っ張り出しては読んで、絵を見てホッとする。
どのページの言葉も、絵もいい。
大事なことほど言葉にならないから、
大事なことほど見逃さないように
気づいていかないと。

2025/10/12

おかあさんはね

おかあさんはね

I wish you more.
あなたがひとりぽっちじゃなく みんなで
力をあわせられますように

かなしい時 大丈夫だよっていってくれる
お友達がそばにいますように

やだなぁよりも ひゃっほーって
思いっきり楽しめますように

だいじょうぶ
だいじょうぶ
失敗したら
もう一度頑張ればいい
だいじょうぶ
だいじょうぶ
むつかしいことも いつか
へっちゃらになるから

ポケットに 入りきらないくらい 思い出で
いっぱいになりますように

物語の中に あなただけの星を
見つけられますように

2025/10/12

20contacts消えない星々との短い接触

20contacts消えない星々との短い接触

「僕はいつも心がけていることがあってね。どうでもいい事は流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術の事は自分に従う。映画はね、僕にとっては芸術だから、ただ自分に従っている。自分のスタイルを貫く。そういうことなんだ。」

映画のところを、自分の仕事や大事なものに置き換えてみるとどうだろう。自分に従うものは何だろう。自分のスタイルって。

「私は今もなおここで育てられている。まだまだ成長している途中だと自分では思っているよ。大成とは成長を止めることだろう?だったらまだまだ大成は遠い。遠くにあってほしい。なぜなら私は日々学び、成長するのをやめたくはないんだ。」

刺さる。

「いかなる災厄に襲われようと人類は行く度でも立ち上がってきた。文学者は文章に残し、音楽家は人々の心を癒す旋律を奏で、画家は絵を書き続けた。どんな時もアートは人間のそばを離れなかった。人々はアートの手を決して離さなかった。アートの星々は輝き続け、地上の星屑である人類を導いてくれた。その事実に励まされて、今がある。」

アートを通じ世界とコンタクトした物故作家20名に著者が妄想突撃インタビューを敢行。自分からの挑戦状で展覧会に、本出版。

格別だ。
私は芸術家とは程遠いけれど、ただアートが好きだ。アートに触れている時間が、何とも心地よい。
"20CONTACTS
消えない星々との短い接触"
この、タイトルが好きだ。
CONTACT完了。マハマジック。
消えない余韻。
星屑のひとつ。

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