お知らせ 学長の本棚
2025/10/12
貝の子プチキュー
詩人茨木のり子さんの本。素敵な言葉がつながっていく。
山内ふじ江さんの絵、素晴らしい。
小さな小さな貝の子プチキューは、いつもひとりぼっち。
「みたことのないもの みようとおもって
ぼく いろんなもの みたいんだ
いいもの みつけようとおもって」
「いいものって なんだい?」
「いいものって きれいなものがいいよ」
おおぞらは もう ふるような星月夜
つまらない毎日を変えようと見たことのない世界へ踏み出し、自分は海の子なんだと信じるプチキューの可能性の物語。
一歩一歩と小さくも歩き続けた先で夢のような綺麗な宝石に出会う。
幸せなプチキューの切ないラストは、摂理とはいえ、とても考えさせられる。
atelierに置きます!
みんなもラストで考えてみて。
2025/10/12
先生の役割
帯の、
この言葉が良くて買った。
こういう役割の先生でいたいと思った。
知見は自分で広げてほしい。
世界は自分の目で見てほしい。
見ていきたいものも、
見たく無いものも、
自分で選び取る。
世界は良いことや良い人ばかりに
溢れてはいない。
だから自分が見て、決める。
誰かと違う答で当たり前。
時々同じ答を持つ人にも出会うから、面白かったり嬉しかったりする。
選んだ答が間違いだった。
残念ながら、それも起こる。
でも何もやらないよりは見えてくる。
自分のやり方でやってみた。
そのことが少しずつでも、自分を作っていくのだと思う。
2025/10/12
52へルツのクジラたち
『52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。』
随分前に読んで、複雑な気持ちのままでいた。
読んだ後の心の重みが凄かった。
小説だと思って読んだけれど、
なかなかのリアル。
裏切りと孤独、悲しみの底の底。
それでも、
出会いは人を変える。
いつからでも。
2025/10/12
もりにきたのは
「かわった白いいきものが、暗い波の上を流されてくる。
やってきたのは、森の動物たちが初めて見るいきものだった。
そいつは、毎日葉っぱを集めていたんだ。
どうして?
なんのために?」
見慣れない大きな白い動物に、近寄れない森の動物たちは、人間に似ている。
白いいきものは、本来なら森の動物たちと
出会うことなどなかったはずなのに、地球温暖化問題は、動物たちの世界まで変えてしまう。
とはいえ、この『絵』本。
見ているだけで、心奪われる色鮮やかで細かい模様。
お話とイラストの余韻、
すごい。
2025/10/12
クジラアタマの王様
記憶の片隅に残る、しかし覚えていない夢について。
夢って何だ。
時々、初めて来たはずの知らない場所に見覚えがある気になる。
何度経験しても不思議な感覚。
これは、一度自分が見た夢を覚えていて起こるもの。
意識的ではなく、無意識的に思い出すものだとか。
この本は空港で買って、
飛行機の中で読んだ。
いつのまにか眠っていて、
起きたら夢か現実なのか、よく分からなくなった。これは、よくあること。
いつもなら寝ぼけているだけ。
何も考えないくせに、
この本のおかげで、一瞬でも辺りを見回して、考えてしまった。
本に入り込んでる自分が、
何より面白くて笑えた。
『世界の秘密を、知ってるか?』
知りたい人はぜひ。