インフォメーション
良性の紫外線を浴びるためには、日焼け止めやファンデーションを使用しない方が良いでしょう。
男性はお化粧をしないので、肌が綺麗です。
お客様でも若いころからお化粧をしていない方の肌は、くすみがなくてとても綺麗な肌です。
ファンデーションやメイクアップ類の成分はほとんど鉱物油なので、紫外線を浴びると酸化され
シミ、そばかす、くすみ等トラブルの原因になります。
ファンデーションは鉱物油が含有されていないパウダータイプが安心でしょう。
お客様でシミで悩んでる方に、このことをお話したら日焼け止めとファンデーションを一切使用しなくなった方が
いらっしゃいました。
簡単な正しいスキンケア方法を提案して、実践され6か月程度で、シミは綺麗に消えていました。
私の体験では、日焼け止めを長い間使用していても、シミそばかすが濃くなる一方でした。
今は、日焼け止めを使用していませんが、肌のくすみが減少して、シミそばかすは以前より
薄くなっています。
シミの原因とされているメラニン色素は、紫外線の害から生体を守る大切な防衛機能なので
いたずらに日光を避けて、メラニンの生成を抑えるのではなく紫外線に対する抵抗力
免疫力を高めることが大切です。
具体的には、急激に紫外線を浴びないで頻度を高める事です。
理想的な日焼け方法は、日焼け止めを塗らないで、手や足などから昼間は避けて
夏なら15分から20分、冬は30分から1時間程度から初めてみましょう。
露天風呂などを利用するのもとても有効的です。
これは、悪性の紫外線をメラニン色素の分泌や角質を悪化することによって、遮断
する為です。
これに加えて、皮膚の免疫力や自然治癒力を高め、害になる化学物質を使用しない
正しいスキンケアが必要です。
今まで日焼け止め、ファンデーションで紫外線から肌を守る方法を実践していると
とても勇気がいることですが、是非この機会にご参考にして下さい。
当店では、本来持っている肌の機能を引き出すスキンケアを、ご提案しています。
人類は、500万年に及ぶ進化の中で
紫外線があることによって、健康を維持してきたと言われています。
低緯度の赤道付近に住む人々は、紫外線量が豊富です。
その為、ビタミンⅮが十分に体内に生成され
メラニン色素を増やして紫外線から肌や体内を守ってきました。
また、高緯度に住む人々は色白ですが
これは紫外線量が少ないため、メラニン色素が抑制されて、肌の色が薄いと言われています。
このように、
人は太陽光線の量を体で判断して、メラニンの量を増やしたり減らしたりしながら体内の健康を維持する機能を備え持っています。
近年では、色白を気にするあまり極端に紫外線を避けて、日焼け止めやファンデーションで保護をする美容法が主流になってきています。
ですが日焼け止めやファンデーションは良性の紫外線を遮断してしまうため、
皮膚の防衛能力が低下し皮膚や身体に良くない悪性の紫外線を侵入しやすくして
老化やトラブルを招く結果になっています。
日焼け止めクリームに含まれている紫外線散乱剤には酸化亜鉛、酸化チタンがあります。
これは皮膚の上でビタミンⅮが形成できなくなり、紫外線を浴びると活性酸素を発生させ酸化させる為、
皮膚に悪影響を起こし皮膚がんを引き起こすと言われています。
最近では、酸化亜鉛、酸化チタンを使用しない製品も出ていますが商品を見極めて使用する必要があります。
日焼け止めクリームには、SPFと書かれてますがこれは時間の事で、SPFー1では20分間紫外線B波(良性の紫外線2900Å~3200Å)赤くなる作用から
肌を守る事です。
これは赤くなるという作用を抑えるだけのことで皮膚にとって必要な紫外線をシャットアウトしている時間と考えた方が良いでしょう。
SPF10・20・30とありますが、
例えばSPFー30だと20分×30=600分で、10時間良性の紫外線を浴びていないということです。
では、どうすれば良性の紫外線を浴びることができるのか次回お伝えします。
初めまして。
サロンドアンビのカネマキです。
紫外線の気になる季節になりました。
日焼け防止対策にあれこれお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日焼け防止には、まず日焼け止めクリームを塗るのが常識になっていますが、
日焼け止めクリームは皮膚や体内に必要な紫外線を遮断する事をご存知でしたか?
私が日興ビューティーさんの研修会で学んだ事をお伝えしたいと思います。
人体の生理学に基づいたとても興味深い、なるほど~っと思える内容です。
まず紫外線についてご説明します。
地球上に届く紫外線には
2700Å(オングストローム)~4000Å(オングストローム)の波長があります。
この紫外線の働きには
◎悪性の紫外線 2700Å~2900Å
●日焼けによる炎症(サンバーン)
●光過敏症の発生
●色素沈着の発生
●老化促進
◎良性の紫外線 2900Å~3300Å
紫外線吸収剤で遮断される紫外線
●ビタミンⅮを形成
①リンの吸収促進
②カルシウムの吸収促進
③皮膚の免疫性の強化
④皮膚のターンオーバーのサイクル維持
(42日~46日)
◎良性の紫外線 3300Å~4000Å
ファンデーションで遮断される紫外線
●皮膚の免疫性の強化
●自然治癒力の強化
●セロトニンの形成
●メラトニンの形成
●色黒の形成(サンターン)
↓
角質厚化、メラニン色素増加、悪性の紫外線の遮断
このように
紫外線には悪性の紫外線と良性の紫外線があります。
悪性の紫外線は
皮膚炎を起こしシミ、そばかす、老化を招きます。
良性の紫外線は
ビタミンⅮを形成させて、皮膚の免疫力を高めセロトニン、メラトニンの形成によって体の調子を整えます。
セロトニンは
精神安定、睡眠に関わる神経伝達物質でうつ病等の改善に良いと言われてます。
メラトニンは
睡眠ホルモンと呼ばれ、入眠を促す作用があります。
不眠症には、朝日を浴びると体内時計が調節されるという話もよく聞きます。
また良性の紫外線にはメラニンを増加させ肌の色を黒くすることによって、角質を厚くして悪性の紫外線をシャットアウトします。
ですから
良性の紫外線を浴びることは皮膚にも体内にもとても有効です。
この続きはまた後日お伝えしたいと思います。